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◆6月米CPI予想通りならサプライズなし

2022.07.13 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 26,336.66 -475.64
TOPIX 1,883.30 -31.36
マザーズ 670.06 -9.49
NYダウ 30,981.33 -192.51
ナスダック総合 11,264.73 -107.87
S&P500指数 3,818.80 -35.63

 

きのうの米国市場は3指数揃って続落となりました。
朝方は米長期金利が低下していることもあって、ダウが先行して
買われて、続いてナスダックもプラス圏に浮上する場面もみられましたが、
取引終盤にかけて下落となりました。

 

中国でのコロナ感染拡大や定期保守点検によって供給が停止している
ドイツにロシア産天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」
が、ウクライナ戦争の影響で停止期間が延長され、エネルギー供給に
影響を与えるとの懸念が引き続き相場の重石となっています。

 

またこれに加えて今晩発表される6月のCPI(消費者物価指数)の
発表を控えています。

 

前回5月のCPIが発表されたのが6月10日(金)でしたが、発表を
受けてダウもナスダックも金利上昇を警戒して大幅下落となりました。

 


(6/10 CPI発表後のダウ、ナスダック)

 

そのせいもあって、リスク回避の動きが終盤に強まり、本日が発表前の
最後の取引となりますので、持ち高調整の売りが出たものと思われます。

 

◆6月米CPI予想通りならサプライズなし

 

現在の6月のCPIの事前予想は前年同月比で8.8%と5月の8.6%をさらに
上回る見通しとなっています。

 

仮に予想通りの結果となった場合、今月27日のFOMCでは0.75%の追加
利上げが市場のコンセンサスとなっていることもあって、サプライズは
ないとみています。

 

ただし予想を上回る結果となれば、その後9月、11月のFOMCでは現在の
ところ0.5%の利上げに緩和される見通しですが、ここでも0.75%の
利上げをしないとインフレを抑制できないという懸念が台頭して金利
上昇から株安へとつながりやすくなりますのでその点は警戒が必要かと
思われます。

 

そして何度もお伝えしているように今週から金融株を中心に4-6月期
決算が発表となります。
翌週にはジョンソンエンドジョンソン、防衛関連のロッキードマーティン、
アルミ大手のアルコアなどシクリカル銘柄やネットフリックス、テスラ
などのグロース系の銘柄など幅広いセクターの銘柄が決算を迎えます。

 

注目は物価高がどの程度企業業績に影響を与えているかです。

 

ミシガン大学が発表する消費者信頼感指数(速報値)は50.2とここ
約10年で見ても最低レベルまで落ち込んでいます。

 

昨年の初頭は100以上あった指数が半分まで急低下しており、消費者
マインドはかなり弱っていることが窺えます。

 


(ミシガン大学消費者信頼感指数とS&P500指数の推移)

 

これもあって物価指標も重要ですが、今回の企業決算はこれまで以上に
注目度が高いと言えるでしょう。

 

戦略としては悪決算となれば素直に売られることもあれば、悪材料
出尽くしで下期回復期待から買われることもあり、こればかりは各企業が
出す下期の見通し次第と言ったところになり、非常に読みにくいため、
一番は持ち高を減らして決算時期を過ごす。

 

または決算後米市場が上昇若しくは下落となれば日本株もそれに
連動しやすいためそのどちらかに少しだけベットして7月後半戦に
臨むのが良いかと思います。

 

 

※本日の経済キーワード※

 

【ミシガン大学消費者態度指数】

 

米国の消費者マインドを示す指標。
ミシガン大学の調査研究センターがアンケート調査を実施し、毎月300人を
対象とした速報値、500人を対象とした確報値を発表している。

 

現在の景況感を示す現状指数(約40%)と先行きを示す期待指数(約60%)で
構成されている。調査会社コンファレンス・ボード(CB)の消費者信頼感指数に
先行して発表されるため、市場関係者の注目度が高い指数とされている。

 

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