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◆金融株の決算がスタート

2022.07.15 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 26,643.39 +164.62
TOPIX 1,893.13 +4.28
マザーズ 682.26 +12.09
NYダウ 30,630.17 -142.62
ナスダック総合 11,251.19 +3.60
S&P500指数 3,790.38 -11.40

 

きのうの米国市場は3指数まちまちの展開となりました。
6月の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回る伸びとなったのに
続き、きのうは6月の米PPI(卸売物価指数)の発表がありましたが、
こちらも前年同月比の事前予想10.7%に対して11.3%と上回る
伸びとなりました。

 

これを受けてFRBによる積極的な利上げの可能性がさらに高まることを
嫌気して朝方は売られダウは一時マイナス600ドルという場面もありました。

 

しかしその後、FRBのウォラー理事が7月の追加利上げについて「基本
シナリオは0.75%」であることを強調。
きのうお伝えした市場が予想する1.0%の利上げの可能性が低いという
ことが市場に伝わるとには慎重な姿勢を示すと、各指数は徐々に下げ幅を
縮小。

 

ダウは下げ幅を縮小したものの朝方の下げが大きかったため、マイナス。
一方でナスダックは主力ハイテク株がプラスに転じたことや半導体株の
が買われたことで小幅ながら4日ぶりの前日比プラスとなっています。

 

本日は6月の米小売売上高が発表となります。
事前予想は前月比0.9%の伸び(前月は▲0.27%)とかなり強気な
見通しとなっています。

 

特段過去を見ても6月に大きく消費が伸びるという傾向はなく今回の
市場予想にはやや懐疑的な見方をしていますが、本当に予想通りの
強気な消費の伸びが確認出来ればプラス材料となる一方で、強気の消費
動向が確認出来たことでFRBが積極的な利上げを進めても大丈夫という
見方がなされれば、金利上昇から株安にもつながりやすくマーケットの
反応は良い内容であれば上下どちらもあり得ます。

 

一方で、消費の伸びが市場予想に届かなかった場合は、素直に悪い材料
となり売られる展開になるかとみています。

 

◆金融株の決算がスタート

 

前日、取引終了後にデルタ航空の4-6月期決算発表がありました。
内容は航空需要が徐々に回復し、売上高は、コロナ感染拡大前の19年の
同期の水準を上回る結果となりましたが、原油価格の高騰により燃料費
が上がったことで、純利益は19年の50%程度にとどまりました。

 

気になる決算後の株価の動きについてですが、決算前に大きく下げて
いたこともあって、決算発表後は大きな下げにもつながっていませんが、
上昇もなく小動きでした。

 

そしてきのうは金融大手のJPモルガンの4-6月期期決算が発表され
ましたが、こちらも大幅減益となり、ゴールドマンやシティなどにも
売りが波及。
これがダウ指数を押し下げる要因にもなりました。

 


(JPモルガン・日足チャート)

 

その他、好決算を発表したもので言えば、半導体受託最大手のTSMC
(台湾セミコンダクター)ですが、4-6月期決算は36.6%の増収、
76.3%の増益となり、長期的な半導体需要が続いていることを改めて示され、
通期売上高見通しの上方修正も発表したことをきっかけに買われ、その他の
半導体関連AMATやクアルコム、エヌビディアなども堅調な動きとなっています。

 

景気減速懸念が台頭している中でも、半導体需要は崩れていないことから
足元で売り込まれている日本の半導体関連株の業績も期待が出来るかと
思われます。

 

改めて日経平均の考察ですが、昨年9月より上値を切り下げてきていて、
ことしの3月まで下値も切り下げる展開を示していましたが、足元では円安
効果もあって、上値は変わらず切り下がっているものの下値は切り上がりを
見せ始めました。


(日経平均株価・日足チャート)

 

ちょうどチャートで言えば三角持ち合いの渦中にあり、エネルギーを
ため込んでいる状態です。
日本も今月下旬から決算発表ラッシュとなりますが、これをきっかけに
三角持ち合いを抜ける可能性もあるかとみています。

 

もし仮に上に抜けた場合、今度は28300円~28400円あたりに抵抗ラインが
存在していて6月初旬にも三角持ち合いを上抜けましたが、この抵抗ラインを
境にロールリバーサルとなりました。

 

この節目を完全に上抜けない限りは上昇回帰とは呼べず、多くの投資家
が注目する節目となります。

 

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