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◆日経はちょうどレジサポラインに到達

2022.07.21 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,680.26 +718.58
TOPIX 1,946.44 +43.65
マザーズ 695.27 +11.70
NYダウ 31,874.84 +47.79
ナスダック総合 11,897.65 +184.50
S&P500指数 3,959.90 +23.21

 

きのうの米国市場は3指数揃って続伸となりました。
前慈雨に引き続き、この日も今月のFOMCでFRBが急速な利上げに動く
懸念が後退していることが好感され、ハイテク株を中心に買われる動きで
ダウよりもナスダックの上昇が目立つ一日となりました。

 

この日発表された6月の米中古住宅販売件数は前月比で▲5.4%となり、
事前予想の▲0.9%を大きく下回る結果となり、5カ月連続の前月比マイナス
となりました。

 

金利上昇が住宅購入の足かせになっていることが窺えます。

 


(米中古住宅販売件数・前月比)

 

フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)が公表する7月14日付の30年の
住宅固定金利は金利上昇を背景に急上昇を続け、足元では5.51%にも上って
おり、2008年のリーマンショック以降で最高値をマークしています。

 


(米住宅ローン金利推移)

 

住宅の販売が落ち込むとこれを受けてDRホートン、レナーなど住宅
関連銘柄には逆風で、家具関連のホームデポなどにも影響が出てきます。

 

またきのうはイタリアのドラギ総裁が21日にも辞意を表明するとの報道が
あり、生協不安からイタリアの指数MIBが▲1.6%の下落となっています。

 

◆日経はちょうどレジサポラインに到達

 

きのう700円を超えて大きく上昇となった日経平均株価ですが、足元では
節目に来た模様です。

 


(日経平均株価・日足チャート)

 

丸で囲ったところが過去のレジスタンスやサポートラインとなっており、
今回ここを上抜けできるかがポイントです。

 

上抜ける材料としては27日のFOMCで1.0%ではなく、0.75%の利上げが実施
されること、米企業決算が想定よりも悪くなく、下期には明るい見通しが
企業サイドから公表されるなどが相次げば上をブレイクしやすくなります。

 

一方で、ダウやS&P500に採用されている主要企業からアップルのように
景気減速に備えて人員削減の計画など企業の投資が控えられるような報道が
出たり、足元の高インフレが下期も続くとの見通しから下方修正などが
発表されることになれば、足元の上昇は踵を返すことになるかと思われます。

 

今のところ米市場では事前に冴えない4-6月期決算を前提にそれを織り込む
形で下落をしていたこともあって、決算後一段安という動きを見せる銘柄
は少ないです。

 

そのため米市場の買い直しに伴い、日本株も上方向へと行きやすい地合い
ではありますが、きのうの急騰劇があるだけに本日は利益確定の売りも
出やすい一日となるかと思われます。

 

本格的な上昇転換とみるには3月下旬、6月初旬につけた28300円台の
高値を突破してくると流れが変わってきます。

 

米企業決算後には、国内企業の4-6月期決算がラッシュとなります。

 

7月に公表された4-6月調査の日銀短観では、輸出企業の想定為替レート
は今期ドル円で116.5円、ユーロ円で130.0円です。

 

足元の為替相場ではドル円が130円台後半と企業サイドが想定している
以上、かなり円安が進んでいることもあって、輸出関連企業には為替
差益の恩恵があるでしょう。

 

ただインフレが落ち着きを見せてくればドル円の上昇も止まりますので
下期も引き続き今の水準での円安が続くかどうかは今のところ誰にも
分かりませんが、現状以上に更なる円安が進むという動きは低いと
みています。

 

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