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REPORTレポート

◆今週も米決算、FOMC、GDP発表とイベント目白押し

2022.07.25 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,914.66 +111.66
TOPIX 1,955.97 +5.38
マザーズ 712.78 -1.89
NYダウ 31,899.29 -137.61
ナスダック総合 11,834.11 -225.50
S&P500指数 3,961.63 -37.32

 

先週末の米国市場は反落となりました。
写真・動画共有アプリのスナップが決算を発表しましたが、デジタル広告
需要の低迷で売上が市場予想を下回る低調な結果となったことを受けて、
デジタル広告への先行き懸念が台頭。

 

同社は▲40%弱の大幅安となったほか、メタ(フェイスブック)も▲7%超
の下落、アルファベット(グーグル)も▲6%弱の下落となりました。

 

金曜日に公表された7月の米購買担当者景気指数(PMI)総合速報値が
2年ぶりに好不況の節目となる50を割りこんだことも、景気後退懸念
へと拍車をかける展開となりました。

 

セクタ-別では家庭・パーソナル用品が小幅上昇した一方で、電気通信
サービスやメディア・娯楽が大幅下落となっています。

 

◆今週も米決算、FOMC、GDP発表とイベント目白押し

 

先週に続き、今週も米国の主要企業の決算が発表されます。

 

26日にはダウ採用のマクドナルド、スリーエム、マイクロソフト、
ビザ、27日にはボーイング、クアルコム、Tモバイルなどの
通信系、28日はインテル、ハネウェル、アップルなどダウ採用銘柄
のほかアマゾンなど主力ハイテクの決算が続きます。

 

先週まではさえない決算内容でもすでに株価が先に下がって織り込み済み
となって反発する銘柄が多かった印象でしたが、今回のスナップの
大幅な下落により必ずしもそうではないという展開になってきました。

 

加えて今週はFOMC、そして4-6月期の米GPP速報値や、FRBが物価の指標
としているPCEデフレーターの発表があります。

 

注目は中でもFOMCですが、利上げ1.0%説が前回のCPI(消費者物価指数)
で9.1%という発表直後、一時的に湧出しましたが今のところ0.75%の
利上げが濃厚です。

 

その後のパウエル議長の会見でハト派的なコメントが出るか、タカ派的
となるかでその後の展開に影響を及ぼしやすいとみています。

 

日経平均株価は先週末までで7連騰となり、短期的な過熱感が出ている
ことや、先週の米市場が反落で帰ってきているため8連騰は難しい
展開かと思われます。

 

また為替相場でもドル円が136円台へとリスクオフでドルが売られて円が
買われたこともあり、これも日本株の重石となってくるでしょう。

 

足元では1ドル=136円ちょうどあたりで下げ渋る展開となっていますが、
決算や重要指標次第では米国が利上げに踏み切る中でも本当のリスクオフ
となれば、ドルは売られやすく円が買われる展開となり、円高から日本株
安につながることにも警戒が必要です。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。

 

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