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◆本日はFOMC、0.75%の追加利上げが濃厚

2022.07.27 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,655.21 -44.04
TOPIX 1,943.17 -0.04
マザーズ 701.39 +2.46
NYダウ 31,761.54 -228.50
ナスダック総合 11,562.58 -220.09
S&P500指数 3,920.38 -46.46

 

きのうの米国市場は3指数揃って下落となりました。
IMF(国際通貨基金)がきのう公表した世界経済見通しの改訂版では
前回4月から各国揃って下方修正となったことが嫌気されて株価下落
となりました。

 


(IMF世界経済見通し4月→7月の変化率)

 

特に米国では金融引き締めの影響もあって、今年は3.7%成長から2.3%成長
へとダウン、さらに2023年は2.3%から1.0%へと日本よりも成長率が
下がる見通しとなっています。

 

また中国ではコロナ感染拡大抑制のための行動制限などで経済活動が大きく
停滞したことを背景に同じく下方修正されました。

 

日本もこの米中の貿易相手国トップ2の下方修正の影響を避けることはできず、
2022年、2023年ともそれぞれ1.7%成長へと修正されています。

 

米国では今晩のFOMCを前に、6月の新築住宅販売件数の発表がありましたが、
前月比で59.0万件となり、事前予想の66.0万件を大きく下回る結果で、
先週発表された中古住宅販売件数とともに販売の伸びが落ち込んでいます。

 

これも先日お伝えしたように金利上昇から住宅ローン金利の上昇、住宅価格
上昇していることが大きな要因です。

 


(ケースシラー住宅価格指数)

 

ちょうどこちらもきのう公表されましたが米国の住宅価格の動向を示す
5月のケースシラー住宅価格指数(前年同月比)の伸びは20.5%ととなって
おり、昨年とことしとでは家を購入する人たちは単純計算で1.2倍のコスト
アップとなります。

 

これを受けて個別銘柄では住宅関連のレナー、DRホートン、家具のホーム
デポなどが売られました。

 

◆本日はFOMC、0.75%の追加利上げが濃厚

 

今月13日に公表された6月の米CPI(消費者物価指数)は前年同月比で9.1%と
驚異的なインフレを示したことで、この発表直後には次の利上げが1.0%という
思惑も台頭していましたが、いまは噂レベルに落ち着いており、0.75%の
追加利上げが濃厚です。

 

0.75%の利上げで市場が安心感を持ってくれればいいのですが、ポイントは
その後のパウエルFRB議長の会見です。

 

FRBとしては「インフレ抑制のためには利上げを進めるものの景気後退を
引き起こすつもりはない」というのが今のスタンスです。

 

しかし、足元の物価高を鑑みて今後も利上げを推し進めることで、住宅の販売
が伸び悩んでいるように消費者は財布の紐を締め、消費が拡大しにくい状況
であり、景気後退への下方圧力が強まるのは火を見るよりも明らかであり、
いくらハト派のヘッジ文言を並べても利上げ幅やペースを緩める兆しが見えない
限りは株価にも重しとなってくるとみています。

 

足元では米国の企業決算と重なっているタイミングで、個別銘柄で好決算の
ところは買われるものも出てくるとは思いますが、指数全体で見ると積極的
に上を買っていこうという勢力は表れにくいとみています。

 

日経平均株価は28000円タッチを目前に過熱感から小幅ですが2日続落となりました。

 

ただきのう米市場が下げて帰ってきたこともあって、本日も上値の重い展開に
なるものと思われます。
FOCMを前に再びドルが買われて円安になっていることが幾分下支え要因と
なるかと思われます。

 

※本日の経済キーワード※

 

【ケースシラー住宅価格指数】

 

米国の調査会社「S&P ダウジョーンズ・インデックス」が毎月公表
している米国の住宅価格動向を示す代表的な指数のひとつ。

 

全米の調査対象地域の一定期間の住宅売買の再販価格を集計し、
2000年1月の価格を100として算出される指数で、米国国内の住宅価格
動向を示す最も一般的な指数のひとつで米国の景気指標として重要視
される。

 

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