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◆日経平均株価は重要な節目に到達

2022.10.05 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 26,992.21 +776.42
TOPIX 1,906.89 +59.31
マザーズ 724.16 +22.79
NYダウ 30,316.32 +825.43
ナスダック総合 11,176.41 +360.97
S&P500指数 3,790.93 +112.50

 

きのうの米国市場は大幅続伸。
利上げペースの鈍化が期待され買い戻しが膨らみました。

 

オーストラリアの中央銀行がきのうの会合で0.25%の利上げを発表
しましたが、市場予想の0.5%利上げを下回ったことに加えて、
アメリカの8月の求人数が市場の予想を下回ったことを手がかりに米国
でも米国でも金融引き締めのペースが鈍化するとの期待が強まり株が
買い直される展開となりました。

 

米労働省がこの日発表した雇用動態調査で、8月の求人件数が前月比で
大きく減少し市場予想を下回ったことで米長期金利は低下、一時3.5%
台まで下げたことが株価上昇の要因です。

 

これによりダウはこの2日間で1590ドル上昇し、一気に節目の3万ドル
回復となりました。

 

個別銘柄では、棚上げされていたテスラのイーロン・マスク氏による
ツイッター社の買収について進展があったことで同社株は22%の大幅高。

 

売られ過ぎからの買戻しからアマゾンやアップル、マイクロソフトなど
ハイテク株も上昇、航空機大手のボーイング、決済サービスのペイパル
など景気敏感株や消費関連も軒並み続伸となりました。

 

 

◆日経平均株価は重要な節目に到達

 

米市場が2日続伸となりましたが、一足先に日経平均もきのうまでの
2日間で1000円以上の上昇となっており、27000円の節目まで回復
してきました。

 

(日経平均株価・日足チャート)

為替相場ではキリ番(ダブルオー)やラウンドナンバーと言われる
ドル円110.00円や115.00円などと同様に株価も500円や1000円刻みで
価格の節目となりやすくなります。

 

上図日足チャートをみても分かるように27000円どころでは所謂
レジスタンス(抵抗)、サポート(支持)ラインとして機能して
おり、何度もこの節目を下から越えてくると上昇、越えきれ
なければ再度下落という展開になっていることが分かるかと
思います。

 

本日より2,3日間の値動きが非常に重要でこの27000円の節目を
越えてくることができれば上を目指しやすくなります。

 

ちなみに6月の下落の際はいったんこの27000円で頭を押さえ
られて下落し、その後3度目の正直(7月19日)でラインブレイク
して上昇に転じていきました。

 

あくまでもテクニカルのみでの考察ですが、過去の値動きから
考えるとこの27000円の節目を割り込んでしまうと一発で突破する
展開は稀で、何度かこのラインをブレイクするチャレンジを
繰り返してから越えてくるパターンが多いです。

 

気を付けなければならないのが黄色い矢印が示しているように
ブレイクできなかった際、そこからの下落が大きくなりやすい
という点です。

 

27000円チャレンジの上昇の起点となったポイントに黄色い水平線
をつけましたが、節目となる27000円を越えきれなかった場合の
展開も2パターンあって、その起点となった価格を割り込んで
さらに一段安する展開(2月下旬、4月下旬)と、下値が切り上がる
展開(6月)があります。

 

このどちらになるのかはそのときの経済指標や金融政策の動向など
マクロのファンダメンタルズと投資家のセンチメントで決まります。

 

今回オーストラリアの中央銀行が経済指標の鈍化から利上げ幅を
市場予想よりも低いレートにしたことはマーケットにおいてプラス
材料で、米国でも先日のISM製造業景況指数が低下していること
など景気減速がみられ始めていますので利上げ幅を緩めるという
展開になれば、一段安は免れると思います。

 

ただ懸念材料としていまの金融引き締め政策が実体経済に悪影響を
及ぼしてくるのには時間差があり、米国企業の下期(7-12月)の
業績に下振れ懸念が生じれば一段安もあり得ます。

 

特にアナリストたちの予想は今期も増益という見方をしている
企業が多く、米市場がアナリストたちの予想をベースに株価が
動いているとしたらまだそれは織り込まれていないということに
なります。

 

よって先月20日にお伝えした物流大手のFedExのように業績見通しを
撤回、また下方修正を発表という企業が増えてくれば一段安も
あり得ます。

 

(9/20 FedEx・日足チャート)

 

今週末には9月の米雇用統計も発表されます。

事前予想では雇用者数は25.0万人増、失業率は3.7%となっています。
この予想を下回る(失業率の場合は上回る)と利上げ幅の鈍化期待から
株価は上昇、一方で上回ると雇用指標がまだ強いということで利上げ
ペースは維持されるとの見方から株価は下落となるとみています。

 

これらの理由からここ2,3日の値動き、展開というのは非常に
重要で正直動きづらく、下押ししたら安いところを拾っていきたいと
考えています。

 

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

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