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REPORTレポート

◆日経平均反落も底堅い動きは継続する

2022.10.17 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,090.76 +853.34
TOPIX 1,898.19 +43.58
マザーズ 715.58 +16.45
NYダウ 29,634.83 -403.89
ナスダック総合 10,321.39 -327.76
S&P500指数 3,583.07 -86.84

 

先週末の米国市場は金融引き締めが継続されるとの観測から米長期金利が
上昇し、反落となりました。

 

朝方は米長期金利が前日の水準を下回る水準で推移したこともあって続伸
でのスタートとなりましたが、取引開始後に発表されたミシガン大学が
発表する10月の消費者態度指数が59.8と予想の59.0を上回る結果と
なったことを受けてFRBによる積極的な金融引き締めが継続されるとの
見方が強まりました。

 

(ミシガン大学消費者態度指数)

 

ミシガン大学の公表を受けた後から米長期金利は上昇に転じ、早急な
利上げが景気悪化を招くとの懸念から売りが広がる展開となりました。

 

金利動向に敏感なハイテク株の多いナスダックを中心に売り込まれ、
前日の上昇分を吐き出し、終値ベースで年初来安値更新となっています。

 

個別銘柄では、ナスダック上場で一般消費財セクターのテスラやアマゾン
がともに大幅下落となったほか、半導体関連も売り優勢でエヌビディアや
AMD、アプライド・マテリアルズなども大幅下落となっています。

 

 

◆日経平均反落も底堅い動きは継続する

 

先週末の米市場が反落となって帰ってきたこともあって、本日の
日本株も下げてのスタートとなると思われます。

 

先週末は13日(木)26237円から14日にかけて800円以上上昇し、
27090円まで急ピッチで上げたこともあって利益確定売りも出やすい
展開です。

 

ただ米国のナスダックのように前日の上昇分を吐き出して安値を
つけるような展開、今回であれば13日の終値26237円を割り込む
ようなことにならなければ目先の展開は上で見ておいて、徐々に
安値を切り上げて先週末の高値を越えてくる動きに変わってくる
ものとみています。

今週は住宅関連の指標くらいで他に重要な指標もないだけに金利を
大きく動かすような材料も特にありません。

 

(日経平均株価・日足チャート)

 

日経平均株価は高値を切り下げてはいるものの、下値も切り
上がってきており中期的な目線では緩やかな上昇トレンドを
継続している状態です。

 

いまその安いところで踊り場を迎えており、上昇するための
エネルギーを充填しているところです。

 

先週もお伝えしましたがいま多くの市場参加者が注目している
のは「いつこの金利先高観がピークを迎えるか?」です。

 

積極的な利上げはもうある程度やり続けて、「これからも
金利が上がる」という見方よりも「金利の上昇はいつが
ピークか」へと徐々に目線がシフトしてきつつあります。

 

株価が底を打つのは景気が回復しだしてからでも、利上げ
を停止してからでもなく、利上げ幅を縮小してからでも
ありません。

 

積極的な利上げをしている中で利上げ幅が縮小されるの
では?という「雰囲気」が出てくれば株価は底打ちを見せます。

 

多くの人が懐疑的に見ている中で、株高が始まり気づけば
「あそこが底だった」ということになってくるのです。

 

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

 

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

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