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◆3度目の正直で200日線を突破する日経平均株価

2022.10.24 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27006,96 -250.42
TOPIX 1895.41 -9.65
マザーズ 727.75 -4.96
NYダウ 31,082.56 +748.97
ナスダック総合 10,859.72 +244.87
S&P500指数 3,752.75 +86.97

 

先週末の米国市場は3指数揃って大幅高となりました。
ウォール・ストリート・ジャーナルが21日「FRBは11月のFOMCで、
その次の12月会合での利上げ幅を縮小するかどうか協議する」と報じた
ことを受けて米長期金利が低下、株価上昇の材料となりました。

 

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁も「より小幅な利上げを計画し
始めるべき」との発言しており、12月のFOMCでの利上げ幅縮小が期待
されています。

 

個別銘柄では景気敏感株を中心に幅広く買われ、重機大手のキャタピラー、
化学のダウ・インク、金融のJPモルガンなどが上昇し、アップルやマイクロ
ソフトなど主要ハイテク株も買われました。

 

為替相場ではおそらく二度目の円買いの為替介入が行われたものと思われます。
先週末、ドル円は152円手前まで上昇していたところから、一気に146円台
までドルが売られました。

 

(ドル円・1時間足チャート)

 

神田財務大臣は介入をしてもしなくてもコメントすることもあれば、
しないこともあるとステルス介入することを発信しています。

 

円安が日本の外需関連に恩恵を与える一方で、ドル高は米企業の外需、
すなわち米国から海外へ輸出する企業へは為替差損のマイナス材料となります。

 

日本でも有名な日用品のP&Gは今回の決算でドル高が6%の減収要因となり、
IBMも為替変動により7%程度の減収となっているようです。

 

真意は分かりませんが、輸入物価を抑えたい日本、ドル高で企業収益が
圧迫されてリセッションを避けたい米国と為替介入することが両国の
メリットとなるため、米国も容認の姿勢になりやすいのかもしれません。

 

 

◆3度目の正直で200日線を突破する日経平均株価

 

先週末の米国市場の上昇もあって、本日の日経平均株価も350円高の27250円
まで上昇となっています。

 

先日よりお伝えしていた目先の節目として意識される200日線に本日も
タッチして突破をうかがう展開となっています。

 

(日経平均株価・日足チャート)

 

直近で10月6日、19日、そして本日と今月だけで3度目の突破チャレンジと
なります。

 

200日線は長期の移動平均線であることからこのラインよりも株価が下に
あれば弱気、上にあれば強気とされ、もう少し俯瞰して見てもらうと相場の
雰囲気がまったく違うことが分かるかと思います。

 

(長い目で見た日経平均株価・日足チャート)

 

200日線を境に株価が上にあれば上に跳ねやすいですし、下にあれば下を
掘りやすい展開になりやすくなります。

 

またその向かっている方向も重要で、足元では200日線は切り下がりの展開
を見せていますが、これは200日期間においての終値の平均である特性から
買いたい人よりも売りたい人の勢力の方が強いことを示しているため、
平均値が切り下がる展開をしています。

 

そのため、突破し、さらにライン自体が上を向くようになれば、今度は
株価が多少下押しをしても平均値が切り上がることで買いの勢力の方が強まり、
上に跳ねやすくなることを意味し、非常に重要な節目にあると捉えることが
できます。

 

そして、表題の通り、今回3度目の正直でこの200日線の節目を突破
してくれるのではないかと個人的には見ています。

 

これまで2回のチャレンジと大きく異なる点がマクロのファンダメンタルズ
の材料があったためです。

上述したように12月のFOMCでFRBは利上げ幅を縮小させることを検討する
可能性が急浮上し、これが株価上昇の材料になってくれる可能性があります。

 

もちろんまだ可能性の段階であり、今後のインフレ動向次第では11月、
12月ともに0.75%の利上げということもあるとは思いますが、先日も
お伝えした通り各種データではインフレのピークアウトが見られ始めて
いるため、利上げ幅縮小の可能性はあり得るとみています。

 

また来月頭には米中間選挙が控えています。

これもアノマリーの一つですが、中間選挙のある年の年末は株高になり
やすい傾向があり、年末株高の材料が色々と揃ってきた感があります。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

 

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

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