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◆利上げ幅縮小観測とナスダックの下げの裏にあるもの

2022.10.28 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,345.24 -86.60
TOPIX 1,905.56 -12.65
マザーズ 747.82 -0.50
NYダウ 32,033.28 +194.17
ナスダック総合 10,792.67 -178.32
S&P500指数 3,807.30 -23.30

 

きのうの米国市場は前日に引き続きダウは上昇、ナスダックは
ハイテク関連の冴えない決算が嫌気され続落となりました。

 

きのうは7-9月期の米国のGDP(速報値)が公表され、前期比年率で
2.6%増と市場予想の2.4%を上回る結果となり、景気に対する過度な
減速懸念が後退。

 

内訳では民間在庫投資の減少幅縮小、非住宅設備投資の加速、および
連邦政府支出の増加などですが、その一方で個人消費の伸びが鈍化した
ことや住宅設備投資の大幅な減少で伸びが一部相殺されています。

 

また個別銘柄ではダウ採用のキャタピラーやハネウェルが良好な
決算を発表したこともあり支援材料となりました。

 

一方で前日にさえない決算を発表していたメタが大きく下落となり、
▲24.5%、その他アマゾンやアップルなど主要ハイテク株も下落
となり、ナスダックの下げにつながりました。

 

 

 

◆利上げ幅縮小観測とナスダックの下げの裏にあるもの

 

米国ではハイテク関連の決算が冴えないことからナスダックの売り
につながっていますが、気になるのが米長期金利もこれまで4.0%
以上あったところから3.9%台まで低下してきているということです。

 

素直に考えれば11月のFOMCで0.75%の利上げ、そしてそのときに
今後の利上げペースを緩める可能性について言及がされると
多くの市場参加者が考えているため、金利が低下してきているという
見方ができますが、違う見方もできます。

 

金利が下がるということは債券が買われているわけで、通常というか
直近までの動きを振り返ると金利が下がれば金利に敏感なハイテク株は
買われる動きを
しやすいのに、そうはなっていません。

 

確かに決算が悪くて売られているという面もあると思いますが、
もしかするとFRBが金融引き締めをし過ぎたことで今後のハイテク株の
業績見通し
悪化から一段の下げを警戒しての売りが出ていて、ハイテク株を
売った分、資金シフトとして債券が買われ金利が低下しているというようにも
考えられます。

 

この憶測がもし事実となるならば、景気減速懸念からバリュー株と言われるような
低PER、低PBRの多いダウは買われ、ハイパー
グロースの高PER企業の多い
ナスダックは来年以降さらに下落する
可能性があります。

 

日米の株価指数をみてもダウとナスダックの中間的な立ち位置で動く日経平均株価は
ダウが上昇してもナスダックが下げれば
そちらに足を引っ張られというような
展開になりやすい地合いに
なってくるのかもしれません。

 

(日経平均と米指数の比較・週足チャート)

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

 

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

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