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REPORTレポート

◆本日は日銀会合

2022.12.20 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

 

日経平均株価 27,237.64 -289.48
TOPIX 1,935.41 -14.80
マザーズ 762.77 -12.06
NYダウ 32,757.54 -162.92
ナスダック総合 10,546.03 -159.38
S&P500指数 3,817.66 -34.70

 

週明けの米国市場は、引き続き利上げ継続による景気減速懸念から
4日続落で取引を終えました。

 

きのうまででダウは1200ドル以上下落していることもあって、自律反発
の動きが出やすい状況にありますが、FRBメンバーによる利上げ継続の
コメントが足を引っ張り、取引終盤にかけて売り込まれる展開となり
ました。

 

年末ということもあって商いが細ってくる中、持ち高調整の動きで
個別銘柄ではハイテク株個別銘柄では、バンクオブアメリカやJPモルガン
が買われた一方で、ウォルトディズニー、メタ、アマゾン、宿泊サービスの
エアビーなどが売られるなど消費、サービス関連銘柄が景気の先行き不安から
売られる展開となりました。

 

きのう公表された12月の米NAHB住宅市場指数は予想34に対して31と10年ぶり
の低須淳となり、金利上昇が住宅市場に逆風にもなっています。

 

 

◆本日は日銀会合

 

日本を除く欧米の中央銀行は金融引き締めを行っていて日本は
緩和を続けていることからあまり政策金利に注目度が集まりませんが、
一応本日は日銀金融政策決定会合です。

 

日本でもインフレが3%後半にまで上ってきて日銀が目標とする
安定的な物価目標2%を超えていることもあり、今後の金融政策の
転換とその時期が注目されてきます。

 

黒田総裁の任期が来春までとなるため、市場では総裁任期中は緩和を
続けるだろうという見方が大勢ですが、会合後の黒田総裁の会見で
政策転換の時期などについての言及がなされれば株安円高になる
可能性もあります。

 

足元でやや相場が崩れているため、これまでと変わらずマーケット
フレンドリーであれば政策転換の時期についての具体的な言及は
なされないと思いますが、欧米が景気後退を伴ってもインフレ抑制に
勤しんでいるため、日銀も歩み寄りを見せるために転換の時期に
ついての言及がある可能性も持っておいた方がいいとは思います。

 

きのうもお伝えしたように日経平均株価は200日線をサポートに
上下どちらに動くかの分岐点に立たされており、目先の展開としては
短期的に売られたことによるショートカバー(空売りの買戻し)も
入りやすく、27500円~700円あたりまでの戻りを試す可能性は
あるとみています。

 

しかし、利上げ継続による景気後退懸念、業績下振れ懸念がマーケット
参加者の心理として存在するためイケイケドンドンで上を目指すような
ことは難しいと思います。

 

よって短期的に目先の反発を利用しての手堅い利食い、27000円台半ば
から戻り待ちの売りに押されて再度下落というシナリオを想定しています。

 

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