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REPORTレポート

◆ディスインフレ期待撤回!3月は0.5%の利上げも

2023.03.08 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 28,309.16 +71.38
TOPIX 28,309.16 +71.38
マザーズ 773.24 +7.30
NYダウ 32,856.46 -574.98
ナスダック総合 11,530.33 -145.40
S&P500指数 3,986.37 -62.05

 

昨日の米国市場はパウエル議長の上院での議会証言でタカ派的なコメント
が出たことをきっかけに3指数揃って大幅な下落となりました。

 

半期に一度の議会証言でパウエルFRB議長は1月の雇用統計や2月のCPI
の結果を鑑みて「最新の経済指標は予想を上回る強い内容で、最終的な
金利の水準がこれまでの予想より高くなる可能性がある」とし、

 

その上で今後のデータ次第で「利上げのペースを加速させる用意がある」
と述べたことから改めて金融引き締めの加速、そして長期化が意識され
米国市場は売り一色の展開となりました。

 

米長期金利の再び3.99%まで上昇するなどしたことからダウは証言が
始まった序盤から売りが拡大し600ドル近い下げとなり33000ドルを
割り込みました。

ナスダックも続落して取引を終えています。

 

個別銘柄では、景気減速懸念からアルミ大手のアルコア、銅関連の
サザンカッパーなど資源株が▲5%超の大幅安となったほか、
ウェルズファーゴやバンカメ、ゴールドマンサックスなど金利が
上昇している傍ら▲3%安となりました。

 

その他建機のキャタピラーや化学のダウ、日用品のP&Gなど幅広い銘柄
が売り込まれる展開でダウ採用銘柄はほぼ全面安の展開となりました。

 

 

◆ディスインフレ期待撤回!3月は0.5%の利上げも

 

今回の議会証言では前回のFOMCでパウエル議長が語った「ディスインフレ
がはじまったかもしれない」との発言を完全に覆す内容となったと
思われます。

 

別にパウエル議長がタカ派になったというわけではなく、同氏はもともと
フラットな考え方でデータ次第でフレキシブルに金融政策を変えていく
人であり、足元の経済指標が強いために金融引き締めを継続していく
必要性を訴えたまでです。

 

議会証言は1日目上院、2日目下院でとFOMCと同様に2日間にかけて行われ
まして、今晩は下院で登壇することになりますが、発言内容は特に
上院でのコメントとほぼ変わらない内容になってくると思われます。

 

(3月FOMCでの利上げ確率)

 

また今回の議長発言を受けて、3月のFOMCでの利上げ確率に急激な変化が
起こり、発言前まで+0.25%の利上げ確率が+0.5%の利上げ確率よりも
高かったのが逆転し、足元では+0.5%の利上げ確率が69.8%まで上昇
しています。

 

8割を越えてくるとほぼその利上げの可能性が高くなりますが、今週末
に2月の米雇用統計が控えていることもあって、この結果次第で利上げ
確率がどう変化するのかというところが注目です。

 

米国では過去に金融引き締めを早めに終わらせてしまったことでインフレ
鎮静化からインフレが再燃したこともあり、同じ綿ぢを踏みたくない
という思惑もあることから次回のFOMCでの利上げが+0.5%になる
可能性も否定できなくなってきた状況です。

 

その意味でも今週末の米雇用統計は次回のFOMCの利上げがどの程度に
なるのかを決定づける注目度の高いイベントになってきます。

 

予想を上回る雇用者数、失業率の低下となれば、+0.5%の利上げの
蓋然性が高まりますので金利上昇株安という流れになってきます。

 

一方でほぼ予想と変わらずの結果となったとしても来週には2月の
CPIの発表も控えていることもあって一難去ってまた一難で大きな
株高になることも考えにくく大きな反応にはなりにくいとみています。

 

つまりは週末の米市場は今の水準から横ばいか下落となってくると
思われます。

 

日本株においては先日お伝えしていたように米国が金融引き締めを強化
するという動きからドル円が137円まで円安進行となっていることを
受けて米株よりも下げ幅が限定的になってきます。

 

ただ年央か年後半あたりではドル安&米株安という動きが出てくると
みていますのでそのときになれば容赦なく日本株も売り込まれる動き
になります。

 

その状況になる前にまたこの部分についてはお伝えしていきたいと
思います。

 

※本日の経済キーワード※

 

【利上げ(利下げ)確率】

 

CME(シカゴマーカンタイル取引所)が公開しているFF金利先物レートを
基に算出される利上げの確率
FRBも注目していて、市場がどの程度利上げに許容度があるかを
チェックしている。

 

 

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