REPORTレポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　28,593.52 +29.15
TOPIX　2,037.34 +2.28
マザーズ　753.82 +0.94
NYダウ　33,875.40 +66.44
ナスダック総合　12,037.20 -35.25
S&P500指数　4,137.04 +3.52

週明けの米国市場はダウは上昇、ナスダックは下落と指数まちまちの
展開となりました。

今週決算を控えるマイクロソフトやグーグル（アルファベット）、アマゾン
などの主力ハイテク株の決算を控えていることから様子見ムードが強い
一日でした。

経済指標面でも3月の米新築住宅販売件数や3月の耐久財受注、米国の1－3月期
GDP速報値なども控えており、ポジションを傾けにくい時間帯に入ってきています。

個別銘柄では、100ドルショップのダラーゼネラルやダラーツリー、ディスカウント
のターゲットなど小売りが堅調。

加えて重機大手のキャタピラーや化学のダウ・インクなどの景気敏感株も堅調に
推移しました。

一方、決算発表を控えたマイクロソフトやアマゾンが軟調に推移。
先日決算と同時にEV業界の価格競争が激化してることもあって、販売価格を
引き下げることを発表したテスラも続落となっています。

◆米主要企業の決算を控え様子見続く

このところ毎日ほぼ同じ内容となって申し訳ないですが、米国では決算発表
ラッシュ、重要指標やFOMCなどを控えていて、本邦では大型連休前という
こともあって、業績IRやニュースリリースのあった材料株以外はほとんど
停滞気味の値動きとなりやすい時間帯となっています。

ただそういう銘柄も今週後半には連休前の持ち高調整で利益確定の売りに
押されやすくもなるため、新規で何か手掛けていくことは控えています。

相場が次に動き出すのは早くて上記の大型主力ハイテク株の決算後、または
5月に入ってからのFOMCを通過してからかと思われます。

テクニカル的にもダウ、ナスダック、そして日経平均も高値圏にあり、
FOMCでのパウエル議長の会見でもタカ派姿勢を強める発言も出やすく
なります。

そのため連休明けは更なる上昇も一時的にはあり得るかもしれませんが
徐々に売りのターンに入りやすいとみています。

短期日計りで取り組む以外はいまの堅調な流れを利用して持ち高を調整
していくのが賢明です。

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