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REPORTレポート

◆S&P500はここから上っても4300ポイントが天井か

2023.06.01 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 30,887.88 -440.28
TOPIX 2,130.63 -28.59
マザーズ 748.06 +0.45
NYダウ 32,908.27 -134.51
ナスダック総合 12,935.29 -82.14
S&P500指数 3,453.18 -96.21

 

きのうの米国市場は強い雇用指標が公表されたことによる利上げ継続の
警戒感が強まり3指数揃って下落となりました。

 

きのう公表された米JOLTS(雇用動態調査)の4月の求人件数は予想
937.5万件に対して1010.3万件と増加したことを受けて、FRBによる追加
利上げが継続するとの思惑が重石となりダウは2日続落となりました。

 

パウエルFRB議長は今月19日に「金利は最終地点に到達したかもしれない」
とコメントしていることもあって、今月のFOMCでは利上げ停止か追加
利上げがあるか、市場関係者の中でも意見が分かれている状態です。

 

一方でFRBのジェファーソン理事はこの日金融政策について、「次回の
FOMCで政策金利を据え置くと決めたとしても、今回の利上げ局面で政策
金利がピークに達したと解釈されるべきではない」とのコメント。

 

6月に利上げが停止されたとしても、年後半に追加利上げの可能性を示
したことから金融引き締めが続くことへの警戒感が強まりました。

 

この影響で足元強含んでいた半導体を中心に売られ、ナスダックは
4日ぶりに反落となっています。

 

個別銘柄では、AI関連の中心銘柄として買いを集めていた半導体の
エヌビディアが▲5%超の下落と主要株の中でトップの下げとなったほか、
同じく半導体のアドバンストマイクロデバイセズやマイクロンテクノロジー
KLA、TSMCなどが下落。

 

中国の製造業の景況指数が悪化したことでスリエームや重機のキャタピラー、
航空機のボーイングなども軟調な展開となり、ダウ指数を押し下げました。

 

 

◆S&P500はここから上っても4300ポイントが天井か

 

足元では米債務上限問題が合意に向かうとの見方から楽観ムードが漂って
いますが、与野党内部でも互いに折り合いをつけた法案に反対する議員も
いるため、最終局面に来て本当にスムーズに合意に至るか?という警戒感も
あり、相場の重石となっています。

 

個人的にはバイデン大統領もマッカーシー下院議長もデフォルトにして
しまうと次回の大統領選挙に両党にとって悪影響となることは分かっている
ため最終合意に至るとは思いますが、マーケットの方が先走って上昇して
いたこともあって利益顎堤売りが出たものと思われます。

 

目先の見通しとしては、少し伸びたXデーの6月5日までに上下院で可決に
至ったとて、今度はすぐに今月半ばには5月のCPIとFOMCも控えていることから
瞬間風速的に上昇は起こったとしても再び重要イベントを前に上値が重くなる
展開になるとみています。

 

S&P500で言えば、先日お伝えしたブルトラップとなる4300ポイントあたり
までが精いっぱいかとみています。

 

(S&P500・日足チャート)

 

4100ポイント前後まで下落した後は、半導体関連を中心に資金流入が続けば再び
4300目指して上昇していくことになろうかと思いますが、いったんの手仕舞いの
売りが続いたり、新たな悪材料が出てくると踵を返したように米市場は崩れていくと
みています。

 

何度かお伝えしているように6月~8月は鬼門の相場つきとなります。
FRBが利下げを開始するのは経済に大打撃を与えるようなクライシスが起こることで
それを食い止めるために利下げを開始するとみていますので、そのクライシスが
起こらない限りは市場がいま期待しているようなインフレが落ち着いてきてからという
理由での利下げはありません。

(各国の製造業購買担当者PMI)

 

きのう中国の5月の製造業PMIが公表されましたので、ここに各国の製造業PMIを記して
おくと、足元で好不況の節目とされる50を上回っているのは日本だけになります。

 

このトレンドもあっていま海外の投資マネーが日本株を買い漁っている状況です。

 

トレンドをみてもよその国はことしの頭をピークに下落基調が続いているのに対して、
日本は年初こそ50を下回っていましたが、そこから上昇基調をたどっています。

 

日本が強含む背景には円安、出遅れていたリオープン(経済再開)、物価の上昇による
デフレ
脱却、東証&金融庁による企業価値向上政策といった複合的な要因が絡み合っている
ものと思われますが、足元ではことしの春闘でのベースアップも大企業中心であり、
日本経済を支えている99%の中小企業へのトリクルダウンが起こらないと景況感の
弱っている多勢に巻き込まれて再び下がってしまうことになるとみています。

 

逆に足元で弱っている他国の景況感が下げ止まり復調してくるようならば
日本株にも追い風となります。

 

いまちょうどそれを見極める時期に来ていますので、日本を含め各国の景況感に
変化がみられればまた発信していきたいと思います。

 

目先の戦略は短期売買が望ましいです。

 

下手に下落している銘柄を放置してしまうと足元で8週連続で日本株を買い越して
きている海外勢が踵を返して連続の売り越しに転じるようなことになればあっと
いう間に30000円割れとなり、フタを開けてみれば高値掴みしていたということ
になってしまいます。

 

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