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REPORTレポート

◆日銀会合では現状維持が濃厚、ドル円再度140円台へ

2023.07.20 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,896.03 +402.14
TOPIX 2,278.97 +26.69
マザーズ 789.47 +4.70
NYダウ 35,061.21 +109.28
ナスダック総合 14,358.02 +4.38
S&P500指数 4,565.72 +10.74

 

きのうの米国市場はダウは8日続伸し、ナスダックも3日続伸となり、
3指数揃って上昇しました。

 

米国では4-6月期決算の発表が本格的に始まり、予想を上回る結果への
期待に加えて、FRBがインフレ指標の鈍化を受けて追加利上げを今月で
終了させることへの期待感が継続し、米市場は続伸となりました。

 

ただ前日までにダウは続伸中に1200ドル超の上昇をしていることから
上昇した場面では利益確定売りも出やすく、長い上髭を付けて取引終了。

 

ナスダックも寄り付き後からは下げて小幅な上昇に留まりました。

 

個別銘柄では先日の鉛で覆われたケーブルを放置している問題で大きく
下げていた通信大手のAT&Tとベライゾンが、鉛で覆われたケーブルが
使われているのは全体の10%未満であることが明らかになり買い戻され
大幅高。

 

日本国内でも導入や保守を事業展開する顧客管理ソフトのセールス
フォースも3%弱の上昇となり、年初来高値を更新しています。

 

金融株の決算が相次ぐ中、先日予想上回る決算内容となったモルガン
スタンレー、バンクオブアメリカが続伸、冴えない決算を発表した
ゴールドマン・サックスは下げて始まったものの先行きの業績改善
期待からプラスに転じました。

 

一方で本日取引終了後に決算を発表した動画配信のネットフリックス
は売上が市場予想に届かなかったことが嫌気され、時間外取引で
▲8%超の下落。

 

EVのテスラも決算を発表し、今期より値下げ戦略をスタートしたこと
で販売台数は伸びたものの売上から原価を差し引いた粗利益率が4年
ぶりの低水準となったことでこちらも時間外取引で▲4%超の下げ
となっています。

 

 

 

◆日銀会合では現状維持が濃厚、ドル円再度140円台へ

 

日本が3連休を迎えている間、インドでG20財務相・中央銀行総裁会議
が行われていましたが、日本の植田日銀総裁もこれに参加しています。

 

同氏は会議終了後の記者からの質問に「基本的に、持続的・安定的な
2%のインフレ達成というところにまだ距離があるとの認識がまだまだ
ある」とコメント。

 

「その認識のもとでは、金融仲介機能や市場機能に配慮しつつ、
イールドカーブ・コントロール(YCC)のもとで、粘り強く、金融緩和
を続けていくということをしており、見通しが変わらない限り、全体の
ストーリー(金融政策の方向性)は不変である」と述べたことから
来週予定されている日銀金融政策決定会合では現状の政策を維持する
との見方が強まり、為替相場では円売りが強まる展開となりました。

 

ドル円相場は一時139.99円までドル高円安となっており、これが
きのうの日本株の押し上げにもつながっています。

 

(投機筋の円先物ポジション動向とドル円相場の推移)

 

先日もお伝えしたように相場への大きな影響力を持つ投機筋の
円売りポジションがネットベースで11万枚以上積み上がっており、来週
予定されているFOMCや日銀会合前にこのポジションを解消してくる
かどうかが気がかりですが、FRBも年内あと2回の利上げを推奨している
ことや今回の植田総裁の発言から現状維持が濃厚となったため、急いで
円の買戻し(円買いドル売り)を急ぐようなことはないとみています。

 

ただいずれにせよ円売りのポジションが積み上がっていることは確かで
どこかで買戻しをしなければならず、仮に一斉に起こるようなことに
なれば昨年9月、10月に為替介入でドル円が急落したとき同様に急激な
円高は避けられないということになります。

 

これはしばらくは警戒の種ということになるでしょう。

 

(225先物・日足チャート)

 

また225先物から占う目先の相場展開ですが、以前より上図のA、B、Cの
3パターンのどれかになっていくとお伝えしていますが、足元では
最も理想的なAパターンの動きに近い展開となっています。

 

目先は日本でも4-6月期決算発表が月末より本格化しますが、
決算内容を受けて材料出尽くしとならずに今後の株価上昇への弾み
となるような市場の反応が増えれば先月に付けた高値を越えてくる
可能性もあるとみています。

 

一方で、7月、8月は例年夏枯れ相場となり、株価は下げやすい時間帯で
もあることからあまり楽観的にもならず、極端なポジションの積み上げ
というのも避けたいところです。

 

上がったらいいなで下げてもそこで拾える余裕は持っていきましょう。

 

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