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REPORTレポート

◆ジャクソンホール会合での焦点は利下げのタイミング

2023.08.23 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 31,856.71 +291.07
TOPIX 2,265.71 +24.22
マザーズ 735.15 +0.58
NYダウ 34,288.83 -174.86
ナスダック総合 13,505.87 +8.28
S&P500指数 4,387.55 -12.22

 

きのうの米国市場はダウは続落、ナスダックは前日終値を挟んで
小幅プラスと指数まちまちの展開となりました。

 

明日にジャクソンホール会合が控える中、きのうはS&Pグローバル
レーティングが複数の米銀5行に対して収益力の低下を理由に格下げを
発表したことを受けて、金融株が下落。

 

加えてきのう公表された7月の米中古住宅販売件数では年率換算で
415万件の予想に対して407万件と下回ったことで、消費が弱含んでいる
との懸念も広がり、ダウの重石となりました。

 

またきのうは百貨店大手のメイシーズが5‐7月期決算を発表しましたが、
既存店売上が市場予想を下回り減収となり、通期の見通しを下方修正した
ことが嫌気され▲14%の大幅安。

 

メイシーズの悪決算を受けて、今週決算発表を控える同業のコールズや
ノードストロームなどほかの百貨店も▲10%の下落となり小売業への
センチメントが悪化しました。

 

その他個別銘柄では新型コロナの変異株「エリス」にワクチンが有効
であることが確認されたモデルナが4.6%の上昇となったほか、恒大集団の
米国での破産申請からショック安となっていた中国関連のバイドゥが
発表した中間決算では広告が好調に推移したことで売上高・利益ともに
予想を上回り、アリババも買われて反発となっています。

 

一方で、目標株価が引き上げられ決算期待で前日買われていた半導体の
エヌビディアは決算前の持ち高調整の売りに押されて▲2.7%の
下落となりました。

 

 

◆ジャクソンホール会合での焦点は利下げのタイミング

 

25日にパウエルFRB議長の講演を控えるジャクソンホール会合では、
追加利上げの最終局面に入っているため、さらに利上げを進めていく
というような話は出ないものの、唯一リスク要因として挙げるなら
市場のコンセンサスである利下げの時期とパウエル議長が考える
利下げの時期のズレが警戒される材料となります。

 

(市場予想の金利動向のスケジュール)

 

上記では来年6月から市場では利下げを織り込んでいますが、今回の
会合でパウエルFRB議長が「インフレには当面辛抱強く戦っていく
必要がある。利上げをする余地は限られてきているが、利下げが
近づいていると考えるのは時期尚早」というような発言が出れば、
金利は当面高止まりし、市場が想定している6月からの利下げが
後ずれすることで株式市場には重しとなる可能性があります。

 

つまり、金利の高さよりも高金利がいつまで継続されるかという
点が重視されやすく、市場との間にズレが生じることでボラタイル
な展開となる可能性はあるとみています。

 

もちろんこれも基本的にはマーケットフレンドリーなパウエル議長のこと
なので、その性格をひっくるめて考えれば、一方向的に政策金利を高止まり
させた状態で維持していくばかりの発言ではなく、「データ次第で柔軟に
対応していく」というようなタカ派寄りでもハト派寄りでもない中立的な
発言にとどまれば、市場もある程度の時間、金利の高止まりを覚悟している
ため、さほどマーケットへの影響はないとみています。

 

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