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REPORTレポート

◆ジャクソンホール会合きっかけで買いのターン続くか

2023.08.24 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,010.26 +153.55
TOPIX 32,010.26 +153.55
マザーズ 745.83 +10.68
NYダウ 34,472.98 +184.15
ナスダック総合 13,721.03 +215.16
S&P500指数 4,436.01 +48.46

 

きのうの米国市場は4.3%台で高止まりする米長期金利が低下したこと
やエヌビディアが決算発表を控え、期待で買われたことなどから
センチメントが改善し、買い優勢の展開となり3指数揃って上昇と
なりました。

 

きのう発表された8月の米製造業PMIおよび非製造業PMIの景況感指数
速報値が予想を下回る結果となり、半年ぶりの低水準となったことから
金融引き締めの長期化観測が後退。

 

これにより金利長期化観測が緩み米長期金利が低下したことを受けて、
金利動向に敏感なハイテク株中心に買いが拡大。ダウは3日ぶりに反発し、
ハイテク株の比率が高いナスダック指数は上げ幅を拡大し3日続伸となりました。

 

そして取引終了後に発表されたエヌビディアの5-9月期(2Q)決算では
売上、利益ともに市場予想上回る結果となったことに加え、250億ドルの
自社株買いを発表したこともサプライズとなって、時間外で一時9%超の
大幅上昇となっています。

 

その他の個別銘柄ではエヌビディアの決算期待からインテルやAMDなどの
半導体株が軒並み高。

 

金利の低下を追い風にアップルやアルファベット、マイクロソフト、メタ、
アマゾン、セールスフォースなどの主力ハイテク株も軒並み上昇しました。

 

一方でスポーツシューズ小売りの米フットロッカーがインフレで疲弊した
顧客が支出を控える中、需要の落ち込みが響き、通期の業績予想を下方修正
したことを受けて▲28%の大幅安となり、同業のナイキやプーマなどの
スポーツウェア関連銘柄にも売りが波及しそれぞれ▲3%程度の下げと
なりました。

 

 

 

◆ジャクソンホール会合きっかけで買いのターン続くか

 

これまでも買いのターン、売りのターンという表現をしてきていますが、
何を基準にそう捉えているかをご紹介したいと思います。

 

それは米10年債利回り-2年債利回り、所謂イールドスプレッドの拡大、
縮小とS&P500指数の推移を日々チェックしています。

 

(米債のイールドスプレッドとS&P500指数の推移)

 

上図を見ると、青いラインが「米国の10年債利回り-2年債利回り」を
示しており上に行けば10年金利が高く、下に向かえば2年金利の方が高く
なります。

 

昨年7月から逆イールドと言って、10年金利よりもより短期で償還を迎える
2年金利の方が高くなりました。

 

この逆イールドが発生したタイミングから相場にある特徴が表れてきており、
イールドスプレッドが縮小(青いラインの上昇)するとS&P500は下落し、
逆に拡大(青いラインの下落)するとS&P500は上昇しているのが分かるかと
思います。

 

8月に入り日米株価共に調整を迎えたのはこのせいでイールドスプレッドが
縮小期にあったため、株価は下落しやすい売りのターン入りとなっていました。

 

しかし、直近ではイールドスプレッドが頭を垂れるように拡大方向に向き始めた
ことで日米株価共に反発する動きとなりつつあります。

 

問題は、本日から始まるジャクソンホール会合ですがこれが過去と同様に黄色い
矢印が示す方向に進んでくれれば株価上昇が継続されることとなりますし、
水色の方向に進んでしまえば株価下落となります。

 

この流れを変え得る可能性があるのが非常に読みにくい要人発言、つまり
今回のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演となります。

 

足元の下落調整の中、勇猛果敢に安いところを拾いに行かれている方も
いらっしゃると思いますので、買い方に恩恵のいく結果となることを
祈りつつ、反対に動いた際にも立ち回れるような資金管理が重要と
なる局面です。

 

相場で重要なことは、資金を枯渇させないということです。

 

押し目やこれ以上は下げないだろう局面であってもそこからもう一段
下落するということは往々にしてありますので、そのような事態が
起きたときでも対処できる資金管理が重要です。

 

 

※本日の経済キーワード※

 

【逆イールド】

 

短期金利が長期金利を上回り、イールドカーブ(利回り曲線)が
右下がりの曲線となっている状態のこと。市場関係者が将来的に
金利が下がるとみている場合に起こる現象で、一般的に景気後退の
兆候として捉えられる。

 

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