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Market日米相場概況

◆材料前の偏った値動きはその後逆パターンに

2023.08.25 日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,287.21 +276.95
TOPIX 2,286.59 +9.54
マザーズ 743.00 -2.83
NYダウ 34,099.42 -373.56
ナスダック総合 13,463.97 -257.06
S&P500指数 4,376.31 -59.70

 

きのうの米国市場は、ハイテク株中心に売り優勢となり反落しました。

 

決算を発表した半導体のエヌビディアは売上、利益ともに予想を上回り、
250億ドルの自社株買いも発表したことから6.6%の上昇で始まり、
3指数揃って上昇でのスタートとなりました。

 

しかし取引開始直後から。前週分の新規失業保険申請件数が予想24.0万件
に対して、23.0万件と少なかったことから労働市場の堅調さが金利上昇
圧力となり、加えて25日に行われるジャクソンホール会合でのパウエル
FRB議長の講演で金融引き締めに積極的なタカ派的な姿勢を示すことへの
警戒感も根強く、指数は引けにかけて大幅安となりました。

 

個別銘柄では、エヌビディアが朝方6.6%高と値を飛ばすもそこからは
利益確定売りに押されて前日比ほぼ横ばいで取引を終了。

 

他の半導体株はエヌビディアに買いが続かなかったことから下落し、
AMDは▲7%、、インテルやアプライド・マテリアルズも▲4%。

 

主要ハイテク株のアップルやマイクロソフト、アマゾン、アルファベッ
ト、メタ、テスラなども揃って下落となっています。

 

また航空機大手のボーイングも737MAXに取り付けた部品に不具合が
見つかり、同機の納入計画に遅れが生じるとの報道で▲5%となり、
セクターではS&P500の11業種すべて値下がりし全面安の1日でした。

 

 

◆材料前の偏った値動きはその後逆パターンに

 

きのうの米市場は雇用の強さやパウエルFRB議長の講演が警戒され
金利の高止まりが意識され売られる展開となりました。

 

ただ市場が勝手な思惑で動いたときには実際のイベント通過後は
材料出尽くしとなりその後逆方向に動いていくということが
往々にして起こります。

 

今でも記憶強く刻まれているのが2016年11月8日のトランプ
大統領が誕生した米国の大統領選挙のときです。

 

このときはトランプ大統領が勝利すれば相場が大きなクラッシュ
となるということがマーケットでは恐れられていて、開票当日、
徐々にトランプ
大統領の票数がヒラリー氏を上回ってくると我先にと
売りが出て
暴落していきました。

 

しかし、実際にトランプ大統領の当選が確実となるとその後は
急激に流れが変わり下げ幅を縮小し、大幅上昇となりました。

 

相場格言に「Buy the rumor,Sell the fact」
噂で買って事実で売れという言葉があるように、噂で売って
事実で買うという逆のこともまた相場では起こります。

 

きのうの米市場の下落は何もまだ材料がないのに勝手に警戒して
売りが売りを呼んで下げているまさに「噂で売っている」状態
なので、事実で買いという流れに買わる可能性も十分あり得る
とみています。

 

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