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REPORTレポート

◆中銀イベント無事通過するもまだ気を抜けない

2023.11.02 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 31,601.65 +742.80
TOPIX 2,310.68 +56.96
マザーズ 642.06 -6.30
NYダウ 33,274.58 +221.71
ナスダック総合 13,061.47 +210.23
S&P500指数 4,237.86 +44.06

 

きのうの米国市場はFOMCをきっかけに金利が低下し、3指数揃って
大幅高となりました。

 

注目されていたFOMCは市場の事前予想では利上げは見送り観測が高まって
いて、アジア、欧州市場が堅調な流れとなったことに加えて、10月のADP
雇用統計では予想15.0万人増に対して、11.3万人増と下回ったことから
労働環境のひっ迫が和らいだこともあり、米市場も上昇からのスタート。

 

ただFOMCの結果が公表される日本時間夜中の3時に近づくにつれて徐々
に値動きはこう着状態となりました。

 

実際にFOMCの結果が公表され、声明文では米経済の力強さに言及した
一方、金融環境の引き引き締まりが経済活動の重石となる可能性が高い
との文言が追加されました。

 

パウエル議長の会見へと移り、今後の金融政策の見通しに関して、
追加利上げの可能性は残したものの「利上げと経済抑制のバランスは
均衡した状態に近づきつつある」との認識を示したことを受けて市場では
利上げサイクルの終了が意識され、早ければ来年6月にも利下げに
転じるとの見方が強まりました。

 

パウエル議長のこの発言内容を受けて3指数は再び上げ幅を拡大し、取引
終盤に向けて上昇が続く展開となりました。

 

個別銘柄ではAMDやエヌビディア、マイクロンテクノロジー、アームなど
の半導体関連の上昇が目立ち、半導体指数(SOX)は3指数を上回る2.3%の
上昇。

 

前日決算を発表し、2ケタの増益で市場予想も上回った重機のキャタピラー
は決算をきっかけに売り込まれていましたが、この日は反発となり、
アマゾン、アップル、マイクロソフト、グーグル、メタのハイテク大手5社
も上昇しナスダックをけん引しました。

 

一方で地政学リスクが高まった先月初旬から原油価格は一時90ドルまで
上昇する場面が見られましたが、下旬からは下げに転じ足元80ドルまで
下落したことを受けてエネルギー関連のシェブロンやエクソンモービルは
安くなっています。

 

 

◆中銀イベント無事通過するもまだ気を抜けない

 

日銀会合、FOMCと今週は中銀ウィークですが目先はまだイベントが
続きます。

 

日本は明日、文化の日で3連休となりますが米国では毎月恒例の雇用統計
の発表があります。

 

今の時点では10月の雇用者数の予想は18.3万人、失業率は3.8%となって
います。

 

雇用者数が予想を上回ったり、失業率が減ったりすればパウエル議長は
今回の会見でも追加利上げの可能性を排除していないため12月利上げの
可能性を意識して金利が上昇、株安の可能性があります。

 

また個人的には明日の雇用統計よりも11月半ばのイベントが重要です。

 

それは新年度の予算編成です。

 

いま米国は新年度の予算が上下院の協議で決まらず暫定予算でつないで
いる状態です。

 

この期限を迎えるのが今月17日であり、政府への資金拠出の継続で下院が
合意に至らなければ、政府閉鎖に追い込まれます。

 

米国では初の下院議長解任という事態にも陥り、候補者の投票が4回(人)
行われ、新たな下院議長としてマイク・ジョンソン氏が誕生となりました。

 

前議長の解任から約3週間にわたった議会の混乱と共和党の内紛はやっと
落ち着いたものの、4人選出されてやっと決まった背景には共和党内から
の造反組(強硬派)が影響しています。

 

通常であれば下院で多数を握る共和党内がまとまれば議長はすぐに選出
されますが、民主党との勢力が拮抗していて、共和党内から数人の造反が
出るだけで議長が選出されない事態が起こっていました。

 

今回その造反組に肩入れする形でジョンソン氏が選出されましたので、
予算編成においても穏健派と強硬派の間での議論が過熱することになると
思われます。

 

来年に控える大統領選挙前の予算編成ともなればより尚更ということに
なります。

 

もちろん政府閉鎖に陥ったとてそれが数カ月というような長いスパンに
なれば米国自体が成り立たないことになりますので一過性のイベント
となりますが、いざそうなれば足元漸く底打ちして上昇基調に戻りつつ
あるマーケットに水を差すことになりますのでこのイベントを無事通過
するまでは本腰を入れて買い向かうのは怖いところです。

 

目先の戦略としては米国市場が強めに帰ってきてくれましたのでこの
上昇の勢いを利用して利確を優先的に進めつつ、11月17日に向けて
キャッシュ比率を徐々に高めて下げても拾えるポジションを作りに
いくのが賢明であると考えています。

 

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