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◆米市場、やや買い疲れ感近づく

2023.11.27 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 33,625.53 +173.70
TOPIX 2,390.94 +12.75
グロース 716.99 +3.89
NYダウ 35,390.15 +117.12
ナスダック総合 14,250.85 -15.00
S&P500指数 4,559.34 +2.72

 

先週末の米国市場はダウは上昇、ナスダックは小幅下落と指数まちまちの
展開となりました。

 

先週、感謝祭翌日のブラックフライデーにあたる先週末は午後1時までの
短縮取引で薄商いの中、特段荒れることもなく小じっかりとした動きと
なりました。

 

個別銘柄では、英半導体設計アームがアナリストが設定した目標株価70ドル
を意識した動きで3%強の大幅続伸。

 

また年末商戦が本格化し、小売最大手のウォルマートや家電量販店のベスト
バイなどの消費関連株の一角が堅調。

 

一方、中国向けに開発したAI用新型半導体の販売を延期すると報じられた
エヌビディアが3日続落となったほか、中国の「独身の日」セールでiPhone
の販売がファーウェイ、シャオミを下回ったことからアップルも下落。
その他ハイテクのグーグル、メタ、マイクロソフトなども軟調だったものの
ウォルマートに加えて、ジョンソンエンドジョンソンやウォルトディズニー
などのダウ採用銘柄が堅調だったことからNYダウは堅調な展開となっています。

 

 

◆米市場、やや買い疲れ感近づく

 

10月末からそれまでの下落トレンドを嘘だったかのように底打ちし、
大幅反発となった米市場ですが、目先は買い疲れ感が出始めていると
考えています。

 

(NYダウ・日足チャート)

 

(ナスダック・日足チャート)

 

上図で示した数値はダウ、ナスダックに上場する値上がり銘柄数と値下がり
銘柄数で除して25日平均にした騰落レシオですが、80を割ると売られ過ぎ、
120を越えると買われ過ぎと一般的にされる指標です。

 

単純に120を越えると買われ過ぎだからと考えるとその時の相場の強さなど
モメンタムで見誤ることがあるため、120を越えると買われ過ぎだから売りと
判断するのは間違いです。

 

個人的な使い方として、過去どの程度上昇したのか、その際の株価の水準は?
と過去と比較して使う方が使い勝手が良く目先の転換のサインとして使える
と考えています。

 

ダウは足元で138.98まで騰落レシオが上昇しており、これはことし7月31日に
つけた138.98と奇しくも同じ水準にあたります。

 

株価水準もほぼ同じであることが分かります。

 

ナスダックにおいても7月31日に115.88と高水準まで上昇していて、足元は
106.29まで上昇してきています。株価水準はほぼ同水準といったところ
です。

 

騰落レシオは値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数で計算されるため、数字が
上昇するということは売っている投資家よりも買っている投資家が多い
ことを意味し、それはいずれ将来の売り圧力としてはたらいてきます。

 

ナスダックはまだ多少の買いの余力が残っている可能性がありますが、ダウ
は7月の138.98と同じ水準まで買われてきたため、ここからさらに買いが
強まるというよりも、利益確定売りが出やすくなる場面と考えています。

 

さらにこの需給バランスを狙ってスケジュール的にもクリスマスが
近づいてきており相場が閑散となりやすい中、投機筋による仕掛け的な
売買が起こりやすくもなるとみています。

 

ファンダメンタルズの根底に米国では利上げ停止、日本でも企業業績の
大幅な上振れで割安感が増していることもあって、調整したとしても
短期間で終わるとみていますが、足元では来年早々に利下げをも欲張って
織り込んで買いが膨らんでいるフシがあり、調整の時間的には短期であっても
思わぬ大きな下げにつながる可能性もあるため新規の仕込みは控えて、
下がった時に変える余力を持ってこの年末をやり過ごすのが得策と
みています。

 

いまは買い時ではないことは確かです。

 

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