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◆米利下げ期待は「行き過ぎ」ゴールドマンサックス

2023.12.05 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 33,231.27 -200.24
TOPIX 2,362.65 -19.87
グロース 713.40 +12.65
NYダウ 36,204.44 -41.06
ナスダック総合 14,185.49 -119.54
S&P500指数 4,569.78 -24.85

 

きのうの米国市場は足元の短期的な上昇から利益確定売りが優勢
となり3指数揃って反落となりました。

 

先週、パウエルFRB議長を含むFRB高官からハト派的な発言が出たこと
から上昇していましたが、この日は上昇一服。

 

短期的な過熱感もあり利益確定売りが優先する一日となりました。

 

ただ、来年の早い時期から利下げに転じるとの期待は根強く、下げた
ところでは押し目買いも入るなどの強さを見せ、ダウ、ナスダックともに
序盤の下げ幅を約半分戻すような恰好で取引終了となりました。

 

個別銘柄ではエヌビディアやインテルなどの半導体株が売られ、
ハイテク株への売りも目立ち、顧客情報管理のセールスフォースや
マイクロソフト、アップルなどが下落。

 

一方で、アナリストが投資判断を引き上げた工業・事務用品の
スリーエムが上昇したほか、ナイキ、製薬のメルクが上昇となりました。

 

 

 

◆米利下げ期待は「行き過ぎ」ゴールドマンサックス

 

ゴールドマンサックスのストラテジストはいまの市場が織り込んで
いる利下げ期待は行き過ぎているとみており、非常に楽観的とし
ここに目を付けて、コールオプションの売り(相場が下がれば利益
になる取引)を推奨しています。

 

またJPモルガンのストラテジストも同様に、来年、米株市場は景気
減速で企業利益が圧迫され、利益率も低下するだろうと見込んでおり、
インフレが落ち着き、失業率もそれほど増加せずソフトランディング
するという見方がある一方で、「それは甘い」とする上記のような
意見もあります。

 

穿った見方をすればポジショントークという可能性もあり、実際に
経済指標は弱いものが出てきているものの、現段階ではその結果
行きつくリセッション(景気後退)がソフトランディングになる
のか、ハードランディングになるのか今の段階ではどちらに転ぶ
かは分かりません。

 

ただ足元の米市場は利下げを先食いする形で織り込んでおり、これに
市場が踊らされていることは間違いない事実であるとみており、
利上げ停止と利下げはまったく別物であり、「利上げが停止したから
はい、次は利下げ」とはいまのFRB高官の姿勢をみてもそう簡単には
手の平を返すことはないとみています。

 

そうなれば、市場が「期待先行し過ぎてしまっていたんだ」と
夢から覚めるタイミングが訪れて、FRBの政策意思と市場の乖離
が近づくことになります。

 

特に怖いのが来年から始まる日本での新NISAなどでは特に米国の
インデックス投資を考えている人が大多数と思われますので、
2014年にスタートしたNISA開始のときと同じように、1月から
鼻息を荒くした新規の個人(日本人)の買いに売りをぶつけて
「新春大売り出し」が再び起こるのでは?と危惧しています。

 

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