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REPORTレポート

◆経済指標の悪化に対する市場センチメントの変化に注目

2023.12.07 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 33,445.90 +670.08
TOPIX 2,387.20 +44.51
グロース 698.49 +4.70
NYダウ 36,054.43 -70.13
ナスダック総合 14,146.71 -83.20
S&P500指数 4,549.34 -17.84

 

きのうの米国市場は金利が低下するも、週末の雇用統計を前に持ち高
調整の売りに押されて3指数揃って下落となりました。

 

きのう取引開始前に発表された11月のADP雇用報告では雇用者数が
予想13.0万人増に対して10.3万人増と予想を下回ったことから米
長期金利が4.1%台まで急低下。

 

朝方はこれを好感し、プラス圏からのスタートしましたが、足元で
大幅に株価が上昇していることや週末に控える労働省が発表する
雇用統計を控えて持ち高調整の売りが出やすく下落に転じる動きと
なりました。

 

個別銘柄ではダウ採用銘柄ではドラッグストア大手のウォルグリーン
ブーツアライアンスが4%超の上昇となり、米長期金利の一段の低下を
受けてレナーやDRホートンなどの住宅建設株が買われました。

 

一方で、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルなど
の主力ハイテク株は持ち高調整の売りが続き続落。エヌビディアや
AMD、英アーム、インテルなどの半導体株は下落。

 

また原油価格が約5か月ぶりに70ドルを割り込んだことから
シェブロンやコノコフィリップスなどのエネルギー株が下落となり、
油価下落で燃料コストの低下から恩恵のあるデルタ航空やユナイテッド
航空などの空運株は逆に上昇となっています。

 

 

◆経済指標の悪化に対する市場センチメントの変化に注目

 

きのう民間の給与支払い代行サービスを行っているADPが発表した
11月の雇用報告では新規の雇用者数は上述したように市場予想を下回る
結果となりました。

 

これを受けて金利は低下したものの、株式市場でも下落、、、
とこれまでは「金利低下=株高」というシーソーで動いていた2つの
市場ですが、株価も下落となりました。

 

もちろん足元でダウやS&P500は年初来高値を更新するまでに株価が上昇
していることもあって、金利が下がってもイコール株価の上昇につながら
なかったと片づけることもできますが、市場のセンチメントが変化して
きつつあるとの見方もできます。

 

そもそも金利が低下するということは景気の先行きが悪化することを示唆
しており、これまではバッドニュース(悪い経済指標)が利上げ停止期待
へとつながり、グッドニュース(株式市場では好感)という雰囲気が市場を
席巻していましたが、今後はもしかしたらそうはならずに、バッドニュースは
素直にバッドニュースと受け止められて株価も下落するというセンチメント
へと変わってくる可能性があります。

 

ここ数日、何度かお伝えしているようにマーケットでは利上げ停止、そして
来年早々に利下げが始まることを勝手に期待し、前のめり気味に織り込んでおり、
この期待をFRBにより打ち砕かれるリスクがあるとみています。

 

もし仮にFRBが来年早々に利下げに転じるようなことになるとすれば、それは
インフレが落ち着いてきたからというポジティブな理由からではなく、まだ
市場では織り込んでいない大企業の破たんなど寝耳に水的なネガティブな
事態に陥り、そのパニックを終息させるために利下げに踏み切るとみてます。

 

また足元では米長期金利が4.1%まで下落していますが、このまま順当に
下がってはいかず、再び上昇することでハイテク株を中心に割高感が意識
されて下落するということも考えられます。

 

株価だけ見れば年初来高値を更新するなど非常にポジティブな値動きとなって
いるものの、その中身は非常に不安定な中での年高更新となっていると
個人的にはみています。

 

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