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◆日経平均株価、掉尾の一振で年高更新はやや厳しいか

2023.12.27 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 33,305.85 +51.82
TOPIX 2,338.86 +1.46
グロース 674.65 +0.72
NYダウ 37,545.33 +159.36
ナスダック総合 15,074.57 +81.60
S&P500指数 4,774.75 +20.12

 

クリスマス休暇明け後の米国市場は、早期利下げ期待を背景に買いが入り
3指数揃って上昇となりました。

 

連休前の22日に発表された11月のPCE(個人消費支出)が市場予想を下回り
インフレの鈍化を示したことから連休明けのマーケットでは早期利下げ観測
期待が継続し、買いが優勢となり、クリスマス休暇を皮切りにそのまま
年明けまで休暇する投資家が多く商いも乏しい中、堅調に推移しました。

 

S&P500とナスダックは3日続伸となり年初来高値を更新しています。

 

 

個別銘柄では、イスラエル南部の製造拠点拡大に同国政府から32億ドルの
補助を受けることが明らかになった半導体のインテルが5%超の大幅高。

 

またソフトバンク傘下の英半導体設計のアームはアナリストによる目標株価
引き上げが伝わり上場来高値を更新。

 

その他、AMDやエヌビディアなども上昇し、半導体製造装置のラムリサーチ
やアプライド・マテリアルズなどにも買いが波及し、これら堅調な半導体
関連の上昇を受けて、SOX(半導体株指数)は指数算出以来の高値更新と
なりました。

 

一方で目立って下落した銘柄もなくアップルウォッチによる特許侵害問題で
米国への輸入が禁止されたことが嫌気されアップルがやや下落した程度で
個別銘柄も概ね堅調な展開となっています。

 

 

◆日経平均株価、掉尾の一振で年高更新はやや厳しいか

 

ことしの取引営業日も残すところ本日を含めあと3日となりました。

 

相場には「掉尾の一振」という言葉があり、掉尾とは捕まえられた魚が
抗うために最後尾を振るところから年末の1週間程度は株価が上昇しやすい
という意味があります。

 

日経平均株価はきのうの終値33305円ですので掉尾の一振を期待してあと
700円上昇すれば34000円の年初来高値が見えるわけですが、取引日数が
少なくなるとともに売買代金も低調になってきています。

 

先週末22日まではプライム市場で3兆円~4兆円を越える商いをみせていましたが、
今週に入ると

 

25日(月) 2.49兆円
26日(火) 2.56兆円

 

と明らかに細ってきています。

 

売買が膨らまない限りは弾みのついた上昇は期待できないため、本日以降
売買代金がこのまま2兆円台で推移するようですと年初来高値更新はやや
厳しく、34000円到達は来年に持ち越しとなりそうです。

 

個別銘柄もTOB(買収)や経営者がMBOにより上場廃止、自社株買いの発表
など材料が出た銘柄を中心に商いが膨らんでいる状況で特段材料のない
銘柄は小動きで終始している状況です。

 

おそらくこの動きも大納会まで続き、非常に値動きの乏しい閑散とした
相場展開になりそうです。

 

年明けの新年相場は昨年が26000円と安いところで終わったこともあって
今年はそこから33000円超と大きく上昇となりました。

 

一方で、今年の年末はその逆で年始が安くて年末が高い状態となっています
ので、年明けは米市場も高値を更新し続けていることから買い疲れが出て
一時的に売りに変わりその流れで日本市場も下げに転じやすくなる可能性
もありますので、やや持ち高調整をしつつ1月相場を迎えたいと考えています。

 

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