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◆新NISAで資金流入か、日経平均株価は高値更新
2024.01.11 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
◆きのうの日米株価指数終値
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◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 34,441.72 +678.54
TOPIX 2,444.48 +31.39
グロース 707.69 +2.05
NYダウ 37,695.73 +170.57
ナスダック総合 14,969.65 +111.94
S&P500指数 4,783.45 +26.95きのうの米国市場はインフレ鈍化観測や企業の好業績への期待を背景に
3指数揃って上昇しました。翌日に発表を控える12月の米CPI(消費者物価指数)が、これまでの指標が
相次いでインフレ鈍化の兆候を示しており、今回のCPIもインフレ鈍化が
継続するとの見方が強まり、先食いする形で上昇。また今週後半からは金融大手の決算発表が本格化し、好決算への期待も
あって買い優勢となりダウは反発、ナスダックは4日続伸となりました。セクター別では、情報通信、一般消費財、ヘルスケアなどが上昇した一方、
エネルギー、素材、生活必需品などが軟調となっています。個別銘柄では、アナリストが目標株価を引き上げたメタが大幅高となり、
マイクロソフトやアップル、セールスフォースなどが上昇。またゴールドマンサックスが住宅ローン金利が今後一段と緩和され、住宅
市場には追い風となってくると強気スタンスを見せたことからレナーや
ホームデポなどの住宅関連が3%超の上昇となりました。半導体関連ではエヌビディアへの資金流入が続き、連日で上場来高値を
更新した一方、インテルやAMDなどエヌビディア以外の半導体関連株が
軟調に推移し、SOX(半導体株指数)は4日ぶりに反落となっています。◆新NISAで資金流入か、日経平均株価は高値更新
前日、33990円円まで上昇し、34000円まであと10円のところまで上昇
していた日経平均株価は、きのう34000円を突破すると節目到達から
利益確定売りが出るどころかさらに勢いを増して一時700円を越える
上昇を見せ、34500円を突破するところまで上昇しました。まさに新NISAによる資金流入で主力株を中心に向かい、上がるから乗る、
乗るから上がるという非常に強い上昇となる一日でした。さて、こうも上昇するといったいどこまで上昇が続くのか?という点が
気になるところかと思いますが、短期的な上値の目処は35000円辺りに
なるかとみています。(日経平均株価・日足チャート)
テクニカル面で言えば、前回11月後半の高値から12月前半の安値をつけた
ところから1.618倍にあたる水準が34868円となっています。よってざっくりこの前後と考えて35000円あたりまで上値を目指していく
可能性があるとみています。その後は米国のインフレ動向や決算、国内においても今月末あたりから
本格化してくる決算発表次第でさらに上を目指せるか、調整を交えるか
というところになってきます。またいまは非常に強気の市場参加者が増えていますので、下げたとしても
その下げはむしろチャンスと虎られる向きが強く、下押ししても一時的、
一過性的なものになるとみています。とにかく今は押したら買い、上がっても買いとなっており、乗り遅れた
方は押したタイミングをしっかりと待ってから狙っていく方が安全です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。