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◆FRBは年3回、市場は年6回の利下げ

2024.01.18 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 35,477.75 -141.43
TOPIX 2,496.38 -7.60
グロース 689.08 -17.88
NYダウ 37,266.67 -94.45
ナスダック総合 14,855.62 -88.73
S&P500指数 4,739.21 -26.77

 

きのうの米国市場は利下げ期待が後退したことにより3指数揃って下落と
なりました。

 

小売売上高は7098.9億ドルと過去最高を記録し、前月比で+0.6%と、
市場予想の+0.4%を上回る結果となりました。

 

個人消費が堅調さからインフレの抑制が遅れるとの見方が広がったことで
3月の利下げ開始の期待が後退、米長期金利が4.1%台前半と昨年12月中旬
以来の高水準に上昇したことから株式市場の重石となrました。

 

また前日にはFRBのウォラー理事が早期の利下げ観測をけん制したこともあり、
7割以上あった3月の利下げ確率は5割まで低下してきています。

 

もっとも今回の小売売上高も含め良好な経済指標が出ることは利下げ期待は
退かせるものの、大きな景気後退は避けられるとの見方もあり、日本市場
と同様に足元の急ピッチな上昇に乗れていない投資家による押し目買いの
好機とも捉えられ下値は限定的なものとなりました。

 

個別銘柄では、直近の大きく売り込まれていた航空機のボーイングが反発し、
医師団による集団訴訟の控訴を裁判所が棄却したことを受けて医療保険の
ユナイテッドヘルス・グループが上昇しダウ指数をけん引。

 

一方で、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや
キャタピラー、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが下げ指数を押し下げ
ています。

 

また金利が上昇したことでアマゾン、エヌビディア、グーグルなど主要
ハイテク株や半導体関連に売りが波及し、ナスダックの重石となり、
EVのテスラはドイツなど欧州の複数国で「モデルY」の販売価格を引き下げた
とのニュースが嫌気され売られました。

 

 

◆FRBは年3回、市場は年6回の利下げ

 

マーケットでは3月利下げの確率は低下したものの、まだことしの利下げ回数
6回と見込んでいます。

 

しかし昨年12月に行われたFOMCでのFRBメンバーの利下げの回数は3回と
なっており、市場とFRBとの間には3回の利下げ回数の差が生じている状況です。

 

(FOMCメンバーの2024年の政策金利見通し)

 

上図はドットチャートと呼ばれ、投票権を持つFOMCメンバーがそれぞれどの程度
の政策金利が望ましいかをプロットしたものです。

 

2024年の金利水準でもっとも多いのが4.50-4.75%水準で、現行の5.25-5.50%
から0.25%ずつ利下げするという前提で考えれば3回の利下げが望ましいと
考えているメンバーが多いことを示しています。

 

ことしに入ってすぐにも利下げは早くても5月か6月とお伝えしているように
3月利下げはあまりにも早く、今回の小売売上高も12月という年末商戦の下駄を
穿いていたというところもありますが堅調で、住宅価格も金利低下を受けて上昇
しつつあります。

 

インフレ再燃という警戒感がくすぶる中で3月の利下げはないと個人的にはみています。

 

そうなると今後は市場の6回利下げ、FRBの3回利下げどちらが正しいか?という
ところになってくるわけですが、それはあくまでも経済データ次第であり、指標が
時間経過とともに出てくることで明らかとなってきます。

 

決して思惑だけで投資行動をするとそれが外れたときに痛い目に遭います。
まさに今回の市場の6回利下げが期待感も含めて前のめりになっていたということ
です。

 

2月に入るとおそらく3月の利下げ期待はさらに低下するとみており、これを受けて
米長期金利が上昇し、さらなる米市場の重石となってくるとみています。

 

 

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