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Marketマーケットニュース

◆日経平均は600円弱の下落、配当落ちで実質は330円ほどの下げ

2024.03.29 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 40,168.07 -594.66
TOPIX 2,750.81 -48.47
グロース 734.79 -4.44
NYダウ 39,807.37 +47.29
ナスダック総合 16,379.46 -20.06
S&P500指数 5,254.35 +5.86

 

きのうの米国市場は、今晩からの3連休を控えて薄商いで前日終値を挟む小動き
で終始しました。

 

きのうは米10-12月期GDPの確定値が公表されましたが、2月下旬に公表された
改定値3.2%成長から3.4%成長へと上方修正され、米GDPの7割を占める個人消費も
改定値の3.0%から3.3%と上方修正されました。

 

一方で、インフレ率を示す四半期のコアPCEは2.1%から2.0%と低下し、FRBが
掲げる年内3回の利下げに期待の持てる内容となりました。

 

通常であればこれを好材料として金利低下、株高に反応しても不思議ではない
ですが、3連休、そして2月のPCE(個人消費支出)の発表を控えていることも
あって商いは低調でした。

 

個別銘柄では、決算を発表したドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ
・アライアンスが3%超の上昇。投資で58億ドルの減損を計上し、純損益は赤字に
転落したものの、売上や1株利益が市場予想を上回ったことが好感されました。

 

また年内の利下げ観測から金鉱株が上昇しており、バリックゴールドが続伸。
その他資源関連も堅調で銅関連のサザンカッパーやアルミ大手アルコアも上昇。

 

消費も堅調な指標が出ていることから百貨店大手のコールズやノルドストリーム、
ECのイーベイ、ディスカウントストアを展開するターゲットなども堅調でした。

 

一方で、アップルやマイクロソフト、メタ、テスラなど大型ハイテク株の一角が
下落しナスダックの重石となりました。

 

 

◆日経平均は600円弱の下落、配当落ちで実質は330円ほどの下げ

 

きのうの日経平均株価は3月の配当落ちという特殊要因や、政府日銀による
為替介入への警戒感も絡んで前日の370円ほどの上昇を打ち消す下げとなり
ました。

 

配当落ち分は260円程度となり、実質330円程度の下げとなっています。

 

短期取引で勝負をしている人にとっては一昨日の上げで買い、きのうの下げで
投げさせられるという往来相場となっており、毎年年度末相場というのは
天邪鬼な動きをするため、下手に動かないことが得策です。

 

きのうは22日の週の投資主体別売買動向が公表されましたが、海外勢は
2週ぶりの買い越し(960億円)、個人投資家は3週ぶりの売り越し(-8726億円)
となっており、その週に日経平均株価は2000円超の上昇となったことも
あって、個人は上昇したところで手堅く利益確定売りをしています。

 

海外勢は2週ぶりの買い越しとなりましたが、額面では1000億円弱という
ことで四半期末ということもあってか小幅な買い越しに留まりましたが、
4月に入ると新年度相場入りということもあって、毎年4月から大型連休に
かけて上がりやすい相場つきとなります。

 

目先は為替介入という一過性のリスクはあるものの、そこで下がる場面では
絶好の買い場を提供してくれることとなり、再び最高値を更新する動き
に期待の持てる時間帯に入ってくるものとみています。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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