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Market日米相場概況

◆日経平均株価は39000円が壁

2024.05.17 日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,920.26 +534.53
TOPIX 2,737.54 +6.66
グロース 635.09 -8.43
NYダウ 39,869.38 -38.62
ナスダック総合 16,698.32 -44.07
S&P500指数 5,297.10 -11.05

 

きのうの米国市場は3指数揃って前日終値を挟んでの展開で引け間際で
小幅安の展開でした。

 

15日の4月の米CPI(消費者物価指数)の伸び鈍化を受けてインフレ懸念が
後退するとともに、年内の利下げ期待が高まったことで金利が低下し、
これが継続して株価の支援材料となっていますが、足元で急騰していた
こともあり利益確定売りも目立つ一日でした。

 

取引時間中にダウは一時初の40000ドル乗せを記録。

 

個別銘柄では、決算を発表し売上利益ともに市場予想を上回り、さらに上方修正
をした小売りのウォルマートが7%の大幅高。

 

その他、アナリストが投資判断を引き上げた工業・事務用品のスリーエムや
半導体のインテルが買われた他、ボーイングや保険のトラベラーズカンパニーなども
上昇。

足元で中国株が上昇していることを背景に、アリババやバイドゥ、ピンドゥなど
中国関連株も堅調な展開でした。

 

一方で前日大幅高となっていた住宅関連のDRホートンが金利が上昇したこともあって
利益確定売りに押されて▲4%強の下落、同様に住宅建設のレナーも▲3%強の下げと
なっています。

 

その他ダウ採用銘柄では重機大手のキャタピラーなども軟調でした。

 

 

 

◆日経平均株価は39000円が壁

 

日経平均株価の直近3か月の価格帯別出来高をみると39000円あたりがもっとも商いが
多く、ここで商いが膨らんでいてそれ以下に足元株価が下落しているということは、
含み損を抱えている投資家が多いということを意味し、39000円まで上昇してくると
戻り待ちの売りに押されやすい展開を意味します。

 

実際にきのうの夜間の225先物市場では38970円まで上昇するもそこから売り込まれ、
38530円で取引終了となっています。

 

またきのうまでに3日上昇となっていることや米市場が小幅下落で帰ってきたこと
もあり、本日は利益確定売りが出やすい展開になるものと思われます。

 

きのうまでに決算が出揃い、日経平均株価のEPS(予想1株利益)は16日付で
2358.80円となっており、ちょうど1か月前の4月半ばの2300円から小幅ながら
増加する形で決算を終えました。

 

決算発表ラッシュとなっていた5月初旬には2200円以下まで下がるようなことも
ありましたが、小幅増となり相場の先行きを暗くするような結果にはならなかった
とみています。

 

あとは8月に第1四半期、11月に第2四半期決算を迎えますが、日本のお家芸でも
ある発射台(期初の見通し)を低く押さえていることで後に上方修正する企業も
増えてくる期待につながるものとみています。

 

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