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Market日米相場概況

◆今週はエヌビディアの決算に注目集まる

2024.05.20 日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,787.38 -132.88
TOPIX 2,745.62 +8.08
グロース 632.98 -2.11
NYダウ 40,003.59 +134.21
ナスダック総合 16,685.97 -12.36
S&P500指数 5,303.27 +6.17

 

先週末の米国市場はダウは反発し最高値を更新、ナスダックは続落と指数
まちまちの展開でした。

 

先週の物価指標の鈍化に加えて、小売売上高や住宅着工件数、景況感指数
など複数の経済指標が予想を下回る結果となっていることを受けて、FRBが
年後半にも利下げを実施する期待が支えとなり、景気敏感株を中心に買われ
ダウは初の40000ドル台乗せで取引終了となりました。

 

個別銘柄ではビットコインが67000ドルまで上昇したことを受けて、同コイン
を資産目的として大量保有するマイクロストラテジーが10%の大幅反発。
その他、暗号通貨取引所のコインベースも4%超の上昇となっています。

 

また景気敏感株として資源関連のサザンカッパー、フリーポートマクモラン
がそれぞれ4%超の上昇となり、アルコアやニューモントなども上昇。

 

中国株が底打ちの兆しを見せていることから引き続きアリババ、ピンドゥ、
JDコムなど中国関連も堅調でした。

一方で、英半導体設計のアームやラムリサーチ、マイクロンテクノロジー、
22日に決算を迎えるエヌビディアなど半導体関連は軟調でマイクロソフト
やメタなど主要ハイテク株の一角も下げています。

 

 

◆今週はエヌビディアの決算に注目集まる

 

22日にエヌビディアが2-4月期決算を発表します。

昨年5月に2023年2-4月期決算を発表したタイミングで5-7月期売上高見通しを
前年同期比64%増の110億ドルとしたことで同社株は急騰しました。

 

そして今年2月には市場予想を上回る決算を発表したことから、米国の半導体
関連に留まらず、日本の半導体関連株が総じて上昇し、日経平均株価自体が
半導体関連の指数ウェイトが大きくなっていることもあって、史上初の40000円
の大台を突破するきっかけにもなりました。

 

つまり、米雇用統計やCPI、PCEなどの物価指標に比肩するほどエヌビディア
1社の決算結果は相場に与える影響が大きく、その結果次第で上にも下にも
振らされる結果になるということです。

 

これまでと同様に市場の期待を見事に上回る結果となれば日米半導体関連には
追い風となります。

 

一方で、今年4月に台湾のTSMCが半導体業界全体の成長見通しを前年比10%以上
増の予測から、前年比約10%増と小幅ながら下方修正しており、投資家の期待に
応えられない結果、または見通しを発表すると売られる展開にもなります。

 

こればかりは会社の予想を予想することは難しく、結果を待つしかないところ
です。

 

22日のエヌビディアの決算発表からいい意味でも悪い意味でも相場の流れが
変わりやすくなります。

 

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