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REPORTレポート

◆カナダ中銀利下げでFRBの利下げの蓋然性高まる

2024.06.06 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,490.17 -347.29
TOPIX 2,748.22 -39.26
グロース 623.17 -8.12
NYダウ 38,807.33 +96.04
ナスダック総合 17,186.38 +329.34
S&P500指数 5,354.03 +62.69

 

きのうの米国市場は公表された経済指標の結果がセンチメントにプラスに
はたらいたことで3指数揃って続伸、また半導体関連がけん引役となり
ナスダックは2%近い上昇となりました。

 

朝方公表された5月のADP雇用報告での新規雇用者数は15.2万人となり、
事前予想の17.5万人を下回ったことで前日発表の4月のJOLTS求人件数に続き、
労働市場の過熱感の緩和を示唆したことから金利が低下。

 

またその後に発表された5月のISM非製造業景況感指数は50.8の予想に対して、
53.8と予想を上回ったことで景況感に対する不安が改善し買い優勢の展開と
なりました。

 

ダウは続伸、ナスダックは3日続伸で最高値を更新、半導体関連が買われたこと
でSOX(半導体指数)も最高値更新となっています。

 

個別銘柄では、オランダの半導体製造装置のASMLが9.5%高したことを筆頭に、
英アームが8.5%高、パワー半導体のウルフスピードも8%超の上昇となり、
台湾のTSMC、ブロードコム、マイクロンテクノロジー、ラムリサーチなど
幅広く半導体関連銘柄が軒並み大幅上昇。

 

主力のエヌビディアも5%超上昇し、上場来高値を更新。
同社の時価総額は3兆ドルを突破し、マイクロソフトに次いで世界2位と
なりました。

 

その他、アップルも来週10日に開催される世界開発者会議が期待され、
連日で上昇し、時価総額3兆円を回復しています。

 

 

 

◆カナダ中銀利下げでFRBの利下げの蓋然性高まる

 

きのうは、カナダ中央銀行が政策金利を発表し、現行の5.00%から4.75%
へと0.25%の利下げを発表しました。

 

もっとも今回のカナダ中銀の利下げは市場予想でも織り込まれていたものの
実際に利下げがなされたことで、これまでFRBと足並みをそろえていたカナダ
が利下げに踏み切ったことで、米国も利下げに転じるという蓋然性が高まった
と判断されやすくなると思われます。

 

これを受けて米長期金利は4.2%台へ低下、金利に敏感なハイテク株、半導体株
を中心に買いが入る一日となりました。

 

(政策金利予想確率)

 

上図は米国のFF金利先物市場動向から予想される今後の政策金利見通し(確率)
ですが、9月下旬に開催されるFOMCで現行の政策金利から0.25%の利下げが
される確率が57.7%となっており、足元のひっ迫していた労働市場の緩和や
ISMの景況感の底堅さを受けて上昇してきています。

 

FRBは3月の会合で年3回の利下げを予定していることを公表していますが、3回の利下げは
現状としては難しいとみており、インフレ
鈍化が鎮静化に向かえば9月と12月に2回の利下げが
実施されることが現実的かとみています。

 

日本ではこれから利上げで世界各国の中銀とは真逆の政策転換へとシフトしつつ
あるため、市場関係者の中では「利上げに転じればマーケットにはマイナス」、
「マイナス金利解除となり、金融正常化に乗り出し始めたことでプラス」と
意見が未だ分かれています。

 

個人的には短期的、ファーストリアクションとしてはマイナスに作用する可能性
はあるものの、PERの逆数で求められる株式益回りはPER16.5倍で計算しても
6.0%あり、日本の長期金利が1.0%水準で定着したとしても、そのスプレッド
は5.0%程度あることからまだまだ株式への投資妙味は強く、米国の債券
市場を中心に資金を回す海外の機関投資家などは今回の米国の債券運用で
こっぴどくやられてしまっている状態(金利が上昇し債券価格は下落)

 

これを教訓に米国の2年前の金融政策(徐々に利上げ)、とその後の株高となった
展開を
日本も進むだろうという予想が増えれば、日本の株式へのエクスポージャーを
拡大させてくるところも増えてくるのではとみています。

 

それが始まるが日銀が利上げに踏み切ったタイミング前後からとなります。

 

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