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◆9月利下げ期待でナスダック7連騰!
2024.07.11 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 41,831.99 +251.82
TOPIX 2,909.20 +13.65
グロース 654.51 -3.42
NYダウ 39,721.36 +429.39
ナスダック総合 18,647.45 +218.16
S&P500指数 5,633.91 +56.93きのうの米国市場は3指数揃って上昇、この日も半導体関連がけん引役となり、
ナスダックとS&P500は連日で過去最高値を更新しました。パウエルFRB議長の下院での議会証言や翌日に6月の米CPI(消費者物価指数)
の発表を控えて序盤は様子見ムードが強い中、前日の上院での議会証言に
引き続き、パルエル議長は9月利下げの可能性を排除しないことを明言。これに加えて、半導体受託生産の台湾のTSMCが10日に発表した6月の
月次売上高が前年比32.9%増の大幅増収となったことから半導体株中心に
買いが入りました。3指数ともにイベント通過の安心感から徐々に上げ幅を拡大していき、
終値が一日の中でほぼ高値引けという恰好になっています。ダウは3日ぶりに反発、ナスダックは7日続伸となり7日連続で過去最高値を
更新するという非常に強い展開となりました。個別銘柄では、好調な月次売上高をきっかけにTSMCが上昇したほか、TSMCの
主要顧客のエヌビディアも上昇。
その他、ウルフスピード、マイクロンテクノロジー、AMD、オランダのASMLなど
幅広い半導体関連銘柄が買われました。またハイテク株も堅調で、アナリストが目標株価を引き上げたアップルやメタ、
グーグルなどが上昇。EVのテスラはこの日も小幅ながら11連騰となり、ハイテク株
も半導体株も軒並み強い一日でした。(日本市場)
きのうの日経平均株価は251円高と続伸し、41,831円となり連日での史上最高値
更新となりました。きのうはETF分配金捻出のための売りが終わるタイミングであり、その影響も
あって前場、後場とで一時マイナス圏に沈む場面もみられましたが、売りが
出ることはすでに周知の事実ということもあって、売られたところは買って
いきたいという押し目買いの勢いも強く、下げたところではすかさず買いが
入り、連日の最高値更新となりました。業種別では26業種が値上がりとなり、値上がり率上位は保険、サービス、
精密機器など。値下がりは7業種で機械、不動産、卸売などが軟調でした。
個別銘柄では5月半ばにエントリーとなったスパゴ銘柄のセガサミーが、
引き続き強い動きで2%高となり、年初来高値を更新!(セガサミーHD・日足チャート)
その他、6月半ばにエントリーとなったIDECも直近高値を更新、前日大幅高
していたデサントも連日で上昇し、間もなく年初来高値を越えるところまで
上昇しています。買われた方おめでとうございます!
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ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。