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◆トランプ銘柄急伸&日米小型株へ資金シフト
2024.07.16 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 休場
TOPIX 休場
グロース 休場
NYダウ 40,211.72 +210.82
ナスダック総合 18,472.57 +74.12
S&P500指数 5,631.22 +15.87週明けの米国市場は3指数揃って続伸し、ダウは5月ぶりの最高値を更新
しました。週末はトランプ前大統領が演説中に銃撃されるという衝撃的事件が勃発
しましたが、これにより、同氏の米大統領への再登板が意識され、減税や
規制緩和、公共事業などにより企業業績や景気の拡大が見込めるとの見方が
相場上昇を後押し。また、7月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を下回ったことで
FRBが利下げに動きやすくなったとの見方に加え、パウエルFRB議長が利下げに
関して「インフレ率が2%に達するまで待たない」方針を改めて示したことも
株式相場の支援材料となりました。個別銘柄では、足元でビットコインが下落調整から再び上昇に転じ始めた
ことを好感し、関連銘柄のマイクロストラテジー、マラソンデジタル、RIOT、
クリーンスパークなどが揃って2ケタの上昇。また、トランプ氏の大統領返り咲きで恩恵を受けるとされる建機のキャタピラー
が3%の上昇となったほか、鉄鋼のニューコアやスチールダイナミクスが上昇。トランプ氏が過半数株を持つトランプ・メディア&テクノロジーが急騰、
エネルギー分野の規制が緩むとの期待からシュブロンやエクソンモービルなど
にも買いが入りました。特に米市場ではこれまで相場のけん引役となっていた大型株よりも中小型株
に資金が流入しており、先週末の日本株と同様に循環物色のいい流れとなって
います。(日本市場)
週明けは祝日のため休場でしたので先週末の動きをお伝えします。
週末、日経平均株価は1,033円安で41,190円で大引けを迎えました。
前日までの3日続伸後、週末の米市場同様に半導体関連を中心に利益確定売りが
広がり、大幅安となりました。この日の下げはことし最大となり、42000円
を越えた日はわずか1日でした。ただ中身としては悪くなく、ここまで日経平均株価が大幅安となると全面安
の展開になりやすいのですが、あくまでも値を下げた銘柄は大賀の主力株といった
形で、東京エレクロンー230円、ファストリー214円、ソフトバンクG-100円、
アドバンテストー99.6円とこの4銘柄で日経平均株価を600円以上押し下げる
下落となっただけで、プライム市場の値上がり銘柄数は1000を越えて、62%が
上昇しており、これまで出遅れていた主力以外の銘柄に買いが入るような
動きがみられました。業種別では9業種が値上がり、値上がり率上位は不動産、水産、サービス
など。値下がりは24業種でトップは保険、電気機器、海運などでした。
個別銘柄では4月初旬にエントリーとなったスパゴ銘柄のOBARAグループが、
ヨコヨコのレンジを上抜けるような恰好で上昇し、年初来高値を更新!(OBARA・G・日足チャート)
加えて、6月半ばエントリーのロート製薬も押し目を付けてから再上昇し、
上値を追う展開でこちらも年初来高値を更新!(ロート製薬・日足チャート)
また6月初旬にエントリーとなったスパゴ銘柄の日置電機は3%高で3日続伸
となり、直近高値を更新!(日置電機・日足チャート)
その他、6月エントリーのバンナムHDも年高更新、直近大きく窓を開けて
上昇しているデサントも5連騰となり、連日で高値を更新!
先月下旬にエントリーとなった寿スピリッツもジリジリと上値を切り上げており、
高値更新となりました!この日もスパゴ銘柄は絶好調で年初来高値、および直近高値を更新する
銘柄が続出しており、絶好調の戦績となっております。買われた方おめでとうございます!
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ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。