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Marketマーケットニュース

◆4-6月期GDPが予想上回りダウ反発!

2024.07.26 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 37,869.51 -1,285.34
TOPIX 2,709.86 -83.26
グロース 640.56 -7.65
NYダウ 39,935.07 +81.20
ナスダック総合 17,181.73 -160.69
S&P500指数 5,399.22 -27.91

 

きのうの米国市場はダウは反発、ナスダックは続落と指数まちまちの展開でした。

 

朝方発表された4-6月期の米GDP速報値が前期比年率で2.8%増と前の期の1.4%増から
成長が加速し、市場予想の2.0%も上回ったことから景気減速の
警戒感が後退し、
ダウは朝から買われる動きとなりました。

 

また前日に好決算を発表したIBMが大幅高となったこともあり、ダウは一時500ドル超の
上昇を見せて4万ドルを回復する場面もみられましたが、取引終盤に
かけて徐々に上げ幅を
縮小させ小幅プラスで終了。

 

ナスダックも取引中盤はプラス圏に顔を出す場面がありましたが、ダウの上げ幅縮小と共に
再度マイナス圏に沈み、▲1%弱の続落となりました。

 

個別銘柄では、決算を迎え売上利益ともに市場予想を上回った防衛関連のRTXコーポが8%超の
大幅高となり、同じく防衛関連のノースロップグラマンも
好決算で6%超の上昇。
先のIBMも決算が市場予想を上回り4%超の上昇となりダウ指数を押し上げ。

 

その他医薬品のアッヴィやUSスチール、キャタピラーなどが上昇。

 

一方で冴えない決算を発表した自動車のフォードモーターが▲18%の大幅安となったほか、
航空機のエンジンや航法無線などを製造するハネウェルが
通期の利益見通しを下方修正した
ことが嫌気されて▲5%安

 

さらに半導体大手のSTマイクロが今期2度目の下方修正を発表したことが嫌気されて▲15%超の
大幅安となったことから半導体関連に警戒感が高まり、英
アームやAMD、クアルコム、
ラムリサーチ、マイクロンテクノロジー、インテル、
エヌビディアなどの半導体関連に
売りが波及しました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は1285円の大幅安で37,869円と7日続落で終了しました。

 

前日の米市場でハイテク株&半導体株が値を崩したこと、さらに来週の日銀会合で
金融引き締め(利上げ)が行われる可能性も台頭してきていることから円高が進行。

 

これらのネガティブ要因を受けて、日本市場でも大型株の半導体、外需関連を
中止に売りが広がり、日経平均株価を大きく押し下げる展開となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で5.1兆円と久しぶりに商いは膨らんだものの、
その中身は損切り、信用取引の追証に関わるポジションの手仕舞いが大半を
占めているような売りがほとんどでした。

 

ただ値上がり銘柄数は277銘柄と全体の16%あり、指数の下げは大きかったものの
前日の122銘柄よりも上昇している銘柄は増えています。

 

業種別では空運、陸運、水産のわずか3業種のみが値上がりとなり、値下がり上位は
電気機器、証券、保険などでした。

 

個別銘柄では円高に振れていることから為替相場の影響を受けにくい銘柄が買われて
おり、5月半ばにエントリーとなったスパゴ銘柄のサンエーがこの
地合いの中、
年初来高値を更新!

 

(サンエー・日足チャート)

 

また同じく5月半ばにエントリーとなったドトール日レスHDも高値もみ合いでの年初来高値更新!

 

(ドトール日レスHD・日足チャート)

 

さすがに足元で7日続落となっていることもあって、年初来高値を更新する銘柄は限られました。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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