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Marketマーケットニュース

◆9月利下げの流れ変わらず米市場反発!

2024.07.29 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 37,667.41 -202.10
TOPIX 2,699.54 -10.32
グロース 642.91 +2.35
NYダウ 40,589.34 +654.27
ナスダック総合 17,357.88 +176.16
S&P500指数 5,459.10 +59.88

 

先週末の米国市場は3指数揃って反発となり、ダウは600ドルを越える大幅高となりました。

 

26日(金)に公表された6月の米PCE(個人消費支出)は市場予想とほぼ一致。
食品とエネルギーを除くコアPCEの前年同期比こそ予想2.5%に対して2.6%と上回る
結果となったものの市場では想定内として消化され、9月利下げの可能性が維持された
ことから米朝金利は4.1%台に低下したことから、株式市場は買い優勢でのスタート。

 

 

 

その後も、好調な企業決算などにも支えられて、終始プラス圏で堅調な展開でした。

 

セクター別では11業種すべてが上昇し、全面高。

 

個別銘柄では好決算を発表した工業・事務用品のスリーエムが22%超の大幅高となり、
ビットコイン関連のマイクロストラテジー、マラソンデジタル、クリーンスパーク、
ライオットなどが上昇。

 

その他、このところ利益確定売りに押されていた半導体関連のKLA、ASML、クアルコム、
テキサスインスツルメンツ、アプライドマテリアルズ、マイクロンテクノロジーなども
上昇。

 

さらに金利が低下したことで住宅関連のレナーやDRホートン、ホームデポも上昇。
そして産金関連としてニューモント、バリックゴールドなども上昇し、主力ハイテクの
メタ、マイクロソフト、アマゾン、アップルなども上昇。

 

一方でバイオジェンやイーライリリー、ノボノルディクス、アストラゼネカなどの
ディフェンシブの医薬品関連が軟調な展開となり、典型的なリスクオンの動きが
みられた一日でした。

 

 

 

(日本市場)

先週末の日経平均株価は202円安となり、37,667円で取引終了となりました。

 

これで先週は営業日全てが下落となり、8営業日連続のマイナスです。

 

要因としてこれだと決定づけることは難しいのですが、前日の米市場でハイテク株
、半導体関連株の一角が軟調に推移、ナスダックが続落したことに加えて、週末要因、
週末イベントとして米国では6月のPCE(個人消費支出)などが公表されることも
あって、イベント前の持ち高調整の動きが強まったものと考えられます。

 

プライム市場の売買代金は概算で4,4兆円とこのところの商いからすると多くもなく、
少なくもなくという数字で、序盤はプライム市場の値上がり銘柄数は6割を超える時間帯
もありましたが、大引けでは値上がり銘柄数は42%、値下がりが52%となりました。

 

業種別では10業種が値上がりとなり、値上がり上位は石油石炭、金属製品、機械など。

 

値下がり上位は輸送機器、保険、電気ガスなどでした。

 

個別銘柄では五輪開催目前ということで6月半ばにエントリーとなったスパゴ銘柄の
デサントが年初来高値を更新!

 

(デサント・日足チャート)

 

また5月半ばにエントリーとなったドトール日レスHDもザラバ中に年初来高値を更新も
軟調地合いに押されて値を消す展開となりました。

 

8日続落となったことで、イールドスプレッド(株式益利回り-長期金利)が6.2%を
上回る水準まで上昇し、過去に倣って考えればイールドスプレッドが6.2%以上に
広がると底打ちしていることから、ここらが目先下落の下限としては良いところまで
来たとみています。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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