Marketマーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　38,468.63 +801.22
TOPIX　2,759.67 +60.13
グロース　655.02 +12.11
NYダウ　40,539.93 -49.41
ナスダック総合　17,370.20 +12.32
S&P500指数　5,463.54 +4.44

週明けの米国市場は3指数揃って選手末の終値付近での小動きで終始しました。

今週は7月30日にマイクロソフト、31日にメタ、クアルコム（QCOM）、8月1日にアップル、
、アマゾンなど主力ハイテク企業の決算が控えていることに加えて、31日にはFOMCも
予定されていることから様子見姿勢の強い一日となりました。

個別銘柄ではモルガンスタンレーによる投資判断の引き上げがあり、EVのテスラが
5％超の大幅高。

さらにマクドナルドが4－6月期決算を発表し、結果は売上利益ともに市場予想を
下回ったものの、6月下旬より開始した「5ドルミール」（日本でいうところの
低価格のバリューセット）を8月まで延長することを決算前に決定したことから
決算のアク抜けと好感され、4％弱の上昇。

その他、インフレ鈍化、利下げ期待からアパレルのGAP、百貨店大手のメイシーズや
コールズなど小売業が堅調で、金利低下期待からニューモントやバリックゴールド
など産金関連もしっかりでした。

一方で、英アーム▲5.0％、スーパーマイクロコンピュータ▲2.0％、蘭ASML▲2.0％
インテルサット1.6％、マイクロンテクノロジー▲1.4％など半導体、データセンター
関連の一角が軟調でテスラの上昇でナスダックをけん引した分を打ち消す格好と
なりました。

（日本市場）

週明けの日経平均株価は801円高の大幅反発で、38,468円で取引終了となりました。

先週まで8営業日連続安となっていた日経平均株価ですが、週末の米市場でインフレが
落ち着きを見せていることが分かると金利が低下、リスクオンの動きが鮮明となり、
反発で帰ってきたことを受けて、日本株も先週の2日間の下げ分を取り戻す動きが
みられました。

日経平均株価は一時1000円を越える上昇を見せた後、高止まりしそこからは200円ほど
上げ幅を縮小させましたが、大きく反発する動きとなりました。

プライム市場の売買代金は概算で4兆円弱で、プライム市場の値上がり銘柄数は1500を
越え95％の銘柄が値上がりとなりました。

業種別では33業種が値上がりし、値上がり上位は保険、化学、非鉄金属など。

個別銘柄では6月半ばにエントリーとなったスパゴ銘柄の不二家が決算期待もあって
3％弱上昇し、再び年初来高値を更新！

（不二家・日足チャート）

実際に29日引け後に公表された2Q決算累計では営業利益が+429％増と大幅な増益
着地となり、通期計画の42億円に対する進捗率は5年平均の32.6％を上回る39.3％に
達する結果となりました。

また5月半ばにエントリーとなったサンエーも終値ベースで年初来高値を更新！

（サンエー・日足チャート）

さらに今月初旬にエントリーとなった平和不動産が5％弱の大幅高となり、直近高値を
更新！

（平和不動産・日足チャート）

先週まで8日続落となっていましたが、本日9日ぶりに反発し、下げが大きかったことも
あり、空売りのショートカバー（買戻し）なども巻き込んで大幅反発となりました。

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