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Marketマーケットニュース

◆日経平均株価、4450円の大暴落。ブラックマンデー越え

2024.08.06 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 31,458.42 -4,451.28
TOPIX 2,227.15 -310.45
グロース 485.02 -91.27
NYダウ 38,703.27 -1,033.99
ナスダック総合 16,200.08 -576.08
S&P500指数 5,186.33 -160.23

 

週明けの米国市場は3指数揃って大幅続落となり、ダウは2022年9月以来、約2年ぶりに
1000ドル超の下落となりました。

 

先週末に発表された7月の米雇用統計で景気減速懸念が強まったことに加え、世界的な
株安でリスクオフムードが強まり週明けの米国市場でも売り優勢の一日となりました。

 

ハイテク株の多いナスダックも冴えない決算を背景に朝方一時▲6%安でのスタートと
なり、その後取引終盤にかけて下げ幅を縮小させる動きがみられましたが、それでも
ことし2番目に大きな下落率となりました。

セクター別では11業種すべて下落。情報通信、コミュニケーションサービス、一般
消費財、不動産などが下落率上位でした。

 

個別銘柄では、先週さえない決算を発表した半導体関連のインテルが▲6%の続落し、
2日間で30%以上の下げとなったほか、生成AI半導体の雄エヌビディアも朝方
一時▲14%の下落、その後下げ幅を縮小し▲6%で着地。

 

その他、ウォーレンバフェット氏率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイが
保有株の一部を売却したことが明らかになったアップルが▲4.8%、バンカメが
▲2.5%とそれぞれ下落。

 

グーグルをはじめ、マイクロソフト、アマゾン、メタの主力ハイテク株も揃って
下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

週明けの日経平均株価は4451円安と歴史的大暴落の一日となりました。

 

日銀の金融引き締めとFRBの利下げ観測による円高進行、そして米景気の減速懸念の
不安が払しょくされないことに加え、急激な相場の変調による機関投資家の自動売買の
相次ぐストップロス、個人投資家で信用取引を積極的に行っていた人たちの投げ売りが
殺到し、売りが売りを呼ぶ展開で1987年のブラックマンデー時の下げ幅3836円安を
越える下げとなる記録的な一日となりました。

 

日経平均株価の下落率は▲12.4%で下げ率としては過去2番目の大きさとなり、
2008年のリーマンショック時の急落を越える下落率となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で7.9兆円となり、過去最大の商いとなりましたが、
皮肉にも総悲観の投げ売りによってもたらされた大商いでした。

 

業種別では3日連続で33業種すべてが値下がりとなり全面安。
33業種中、22業種が▲10%を超える異例の下落相場となりました。

 

ことしから株を始めた方はもとより、長年経験をしている人にとっても今回の下げが
過去の経験上最大の下落となりましたが、先月の史上最高値からわずか1か月弱で
1万円以上下落となり、ファンダメンタルズでみれば、日経平均株価のPERは過去平均で
13倍~16倍で推移しており、きのうの時点で13.01倍まで低下しました。

 

さらに「日本のクジラ」と呼ばれるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)はこのaq
PERを基準に割安になったら買い、割高になれば売りを行う特徴があり、GPIFが買いを
入れやすい水準まで到達したことからそろそろ底打ちが近いとみています。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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