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Market日米相場概況

◆経済指標イベント控え、様子見の動き

2024.08.13 日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 休場
TOPIX 休場
グロース 休場
NYダウ 39,357.01 -140.53
ナスダック総合 16,780.60 +35.30
S&P500指数 5,344.39 +0.23

 

週明けの米国市場はダウは反落、ナスダックは3日続伸と指数まちまちの展開でした。

 

14日に7月の米CPI(消費者物価指数)、15日には米小売売上高の発表を控えていることや、
イランが近くイスラエルを攻撃するとの観測が高まっており、原油価格が上昇してきており、
中東の地政学リスクなども意識され持ち高調整の売りに押される展開となりました。

 

一方でこの日はエヌビディアやAMD、マイクロンテクノロジー、KLAなど半導体株の
一角が堅調に推移し、ナスダックは3日続伸となりました。

 

個別銘柄では利下げ観測や地政学リスクの台頭から債券が買われ、金利が低下した
こと受けてバリックゴールドやニューモント、フリーポートマクモランなど産金関連
が上昇。

 

地政学リスクの高まりからノースロップグラマンやロッキードマーティン、RTXなど
防衛関連なども上昇。

 

一方で景気減速から消費が落ち込む可能性もあることから決算を控えている百貨店
大手のコールズ、ノードストローム、アパレルのGAPなどは軟調でした。

 

 

 

 

(日本市場)

日本市場は山の日の振替休日のため休場でした。
先週末の日経平均株価は193円高と反発し、35,025円で大引けを迎えました。

 

先々週末から起こった暴落で先週頭は下げが続いたものの、その後6日(火)に
反発に転じ、徐々に落ち着きを取り戻しつつある日本市場ですが、それでも週末も
上下の値幅1200円を越える超乱高の展開となりました。

 

朝方は米国市場が堅調に推移したことを受けてプラス圏でのスタートとなりましたが、
後場に入ると3連休を前に持ち高調整の動きも出てきてマイナス圏に沈み、そこから再度
大引けにかけてプラスに転じるなど目まぐるしい動きでした。

 

プライム市場の売買代金は概算で6.3兆円となり、先週は日々大商いの続く週となりました。

 

業種別では23業種が上昇し、値上がり上位は非鉄金属、その他金融、サービスなど。
値下がり上位は電気ガス、空運、ゴムなどでした。

 

個別銘柄では暴落からの値戻し中ということもあり、この日も年初来高値を更新する
マナカブ銘柄はありませんでしたが、6月下旬にエントリーとなったスパゴ銘柄の
ダイセキ環境ソリューションが4.8%の上昇で直近高値を更新!

 

(ダイセキ環境S・日足チャート)

 

また7月初旬にエントリーとなった神戸物産も終値ベースでの高値を更新!

 

(神戸物産・日足チャート)

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

全体相場の乱高下が落ち着いてくれば、再び年初来高値を更新する銘柄も続出してくると
思います。

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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