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◆インフレ鈍化、景気減速懸念後退で米市場続伸!
2024.08.19 日米相場概況 -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 38,062.67 +1,336.03
TOPIX 2,678.60 +77.85
グロース 609.11 +16.37
NYダウ 40,659.76 +96.70
ナスダック総合 17,631.72 +37.22
S&P500指数 5,554.25 +11.03先週末の米国市場は3指数揃って続伸し、ダウは4日続伸、ナスダックは7日続伸
となりました。週末に発表された7月の住宅着工件数は年率換算で123.8万件と金利の上昇もあって、
前月から落ち込んだものの、8月のミシガン大学消費者態度指数では予想66.9に対して、
67.8と上回り、インフレが鈍化している中で景気の拡大が先週公表された7月の小売
売上高に続いて示されたことから安心感が広がり買い優勢の展開となりました。(米・住宅着工件数推移【年率換算】)
(ミシガン大学消費者態度指数の推移)
ダウは前日までの3日間で1200ドルほど上昇していたことや週末ということもあって、
利益確定売りも出やすかったですが、おおむね小じっかりとした動きでした。個別銘柄では好決算を発表した中国のEC、JDコムが8.5%の上昇、またアリババも
1株利益が市場予想を上回ったことで4.5%高となり、決算前のピンドゥやバイドゥ
などの中国関連株が期待で買われました。加えて先週の7月の小売売上高、8月のミシガン大学消費者態度指数が予想を上回る
結果となったことから百貨店大手のコールズ、1ドルショップのダラーゼネラル、
アパレルのアバクロ、ディスカウントストアのターゲットなど小売り関連が堅調
でした。(日本市場)
先週末の日経平均株価は1336円高と大幅上昇で5日続伸し、38,062円となりました。
前週の米市場でPPI、CPIともに物価指標が落ち着きを見せていることに加え、7月の
米小売売上高が前月比で1.0%の伸びとなったこと、週間の新規失業保険申請件数も
予想を下回る結果となり、労働市場も好調なことから米市場が大幅高となりました。これを受けて日本市場も朝から買い優勢の展開が続き、上げ幅は一時1400円を超え、
終値ベースでもことし2番目の上げ幅となりました。プライム市場の売買代金は概算で4.99兆円とほぼ5兆円まで膨らみ、値上がり銘柄数は
1535銘柄(93%)、値下がり銘柄数はわずか21銘柄(1%)と全面高の展開でした。業種別では33業種すべてが上昇し、値上がり上位は石油石炭、電気機器、鉱業、
非鉄金属などでした。足元の大幅反発を受けてマナカブ銘柄も好調な銘柄が多く出てきています。
前日に引き続き、6月下旬にエントリーとなったスパゴ銘柄のバリューHRがこの日も
続伸し、年初来高値高値を更新!(バリューHR・日足チャート)
また先日好決算で買われたサッポロが終値ベースで高値を更新!
(サッポロHD・日足チャート)
そして今月初旬にエントリーとなったKDDIも直近高値を更新!
(KDDI・日足チャート)
さらには7月下旬にエントリーとなった瑞光も終値ベースで高値を更新!
サンケン電気も旧村上ファンドによる大量保有が明らかとなりその思惑から10%超の
大幅高となりました。ルール通り取り組んでもらえればこのように大幅高する銘柄を事前に仕込むことが
できます。買われていた方、おめでとうございます!
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また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。