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Market日米相場概況

◆ソフトランディング期待でダウ連日で高値更新!

2024.08.28 日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,288.62 +178.40
TOPIX 2,680.80 +19.39
グロース 680.30 +8.51
NYダウ 41,250.50 +9.98
ナスダック総合 17,754.82 +29.05
S&P500指数 5,625.80 +8.96

 

きのうの米国市場は3指数揃って前日を挟んでの小動きで終始しました。
ダウは小幅上昇し、2日連続で史上最高値を更新しています。

 

FRBが来月のFOMCで利下げに踏み切る意向を示したことが支えとなっているものの、
足元ではエヌビディアの決算を控え、積極的な商いは控えられ様子見姿勢の強い一日
となりました。

 

朝方、米コンファレンスボードから発表された8月の消費者信頼感指数は103.3と
事前予想の101.0を上回る結果となり、7月から改善したことなどから米経済は
底堅さを示しており、今のところハードランディングになる可能性は低い状態
です。

 

(コンファレンスボードの推移)

 

セクター別ではテクノロジー、金融、不動産、生活必需品などが堅調だった一方、
エネルギー、公益、一般消費財、通信サービスなどが軟調でした。

 

個別銘柄では先日チポトレメキシカングリルのCEOを招聘する発表を行った、コーヒー
チェーンのスターバックスが3%超の上昇となり、年初来高値を更新!

 

またクアルコム、英アーム、KLA、エヌビディア、テキサスインスツルメンツ、
ブロードコムなど半導体関連の一角も堅調に推移。

 

一方でドラッグストア大手のウォルグリーンブーツが▲9%のマイナスとなり、
冴えない決算を発表した中国のピンドゥも▲4%の続落、データセンターの
スーパーマイクロコンピュータは空売りファンドのヒンデンブルグリサーチが
「会計操作」の証拠があるとして、空売りポジションを公開したことから
▲2.6%の下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は178円高となり、38,288円で反発し大引けを迎えました。

 

前日、米市場ではダウは続伸、ナスダックは反落と指数まちまちで帰ってきたこと
もあり、朝方は日本市場もエヌビディアの決算を控えてマイナスからのスタートでした
が、為替相場でドル円が円安方向に進んだこともあり、後場に入るとマイナス幅を
縮小させプラス転換。

 

引けにかけて上げ幅を拡大させ3指数揃ってプラスとなりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で3.2兆円、値上がり銘柄数は1326銘柄(80%)、
値下がり銘柄は280銘柄(17%)でした。

 

業種別では30業種が値上がりし、値上がり上位はきのうと同じく紙パルプがトップ、
次いで鉱業、鉄鋼など。

値下がり上位は繊維製品、空運、その他製品でした。

 

個別銘柄では、直近エントリーとなったスパゴ銘柄の東宝が年初来高値を更新!

 

(東宝)

 

また5月初旬にエントリーとなったニッコンHDもふたたび高値を取りに行き、
年初来高値更新!

 

(ニッコンHD)

 

その他、オービックも年初来高値を連日で更新したほか、フクダ電子、ダイドー
グループ、サッポロHD、電通総研、飯田Gホールディングス、東映、クスリの
アオキHDなど数多くの銘柄が直近高値を更新する爆益な一日となりました。

 

宣言通り、年高更新、直近高値更新銘柄が増えてきましたよね?

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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