Market日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　38,362.53 -9.23
TOPIX　2,693.02 +0.90
グロース　661.49 -3.15
NYダウ　41,335.05 +243.63
ナスダック総合　17,516.43 -39.60
S&P500指数　5,591.96 -0.22

きのうの米国市場はダウは大幅高し、史上最高値を再び更新、ナスダックは下落と指数
まちまちの展開でした。

朝方発表された4－6月期の米GDP改定値が前期比年率で3.0％と速報値の2.8％から
上方修正されたことや、24日の週の新規失業保険申請件数が23.1万件と前の週から
小幅に減少したことを受けて、米景気のソフトランディング期待が強まり、景気敏感株
に買いが入り、ダウ採用銘柄ではインテルやビザ、ゴールドマンサックス、キャタピラー、
ボーイングなどが上昇、

ハイテクも上昇しアップルやマイクロソフトも買われたことでダウを押し上げました。

一方で、28日に決算を発表したエヌビディアは▲6％超の大幅安となり、AMD、KLA、
ブロードコム、ASML、ラムリサーチなどその他半導体関連も連れ安したことで
ナスダックの重石となり下落しました。

（日本市場）

きのうの日経平均株価は9円安と小幅に下落し、38,362円で大引けを迎えました。

米市場でエヌビディアの決算を前にこの日も持ち高調整の流れが続き、米市場では
3指数が下落、加えて空売りファンドのヒンデンブルク・リサーチによるデータ
センターのスーパーマイクロコンピュータへの空売りポジションがレポートされた
ことや、実際にスーパーマイクロは決算報告を延期するとの発表があったりで
▲20％近く下落したことなどを受けて、日本市場も軟調なスタートとなりました。

しかしその後は、日本市場の割安さも際立っていることから下値を積極的に買われる
動きもみられ日経平均株価は下げ幅を縮小させ、一時プラス圏まで浮上する場面も
みられました。

結局はマイナスとなったものの、前日終値とほぼ近いところで大引けを迎えました。

プライム市場の売買代金は概算で3.8兆円と前日から商いが膨らみ、値上がり銘柄数は
637銘柄（38％）、値下がり銘柄は944銘柄（57％）と前日に引き続き値下がり銘柄
の方が多い展開。

業種別では18業種が値上がりし、値上がり上位は海運、保険、医薬品など。
値下がり上位はサービス業、紙パルプ、ゴム製品などでした。

個別銘柄では、5月にエントリーを迎えた電通総研が本日も上昇し、年初来高値を
更新、そして同時に上場来高値も更新！

（電通総研）

また直近エントリーの東宝も高値もみ合いの中でこちらも年初来高値を更新！

（東宝）

その他、直近高値を更新した銘柄としてダイドーグループ、KDDI、阪急阪神HD、
クスリのアオキHD、東映などが堅調な展開となりました。
まだまだここから年初来高値を更新する銘柄が出てくると思われます。

買われていた方、おめでとうございます！

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