Market日米相場概況

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　36,159.16 -56.59
TOPIX　2,576.54 -3.19
グロース　650.82 +5.61
NYダウ　40,736.96 -92.63
ナスダック総合　17,025.88 +141.28
S&P500指数　5,495.52 +24.47

きのうの米国市場はダウは反落となった一方で、ナスダックは続伸と指数まちまちの
展開でした。

米大統領選候補者によるテレビ討論会、8月のCPI（米消費者物価指数）の発表を
控えて様子見ムードが強まる中、先行きに慎重な見方を示した金融株が売られた
ことや原油相場の急落でエネルギー株が下げたことが重石となりダウは反落。

一方、前週大きく下げていた大型ハイテク株の一角に買いが入り、ナスダックは
堅調に推移し続伸しました。

セクター別では不動産、一般消費財、テクノロジー、ヘルスケアなどが上昇、
一方でエネルギーと金融が下げました。

個別銘柄では、生鮮食料品、日用品を低価格で提供する自社ブランドを発表した
アマゾンが上昇。マイクロソフトも上昇。

アナリストによる買い推奨を受けてEVのテスラも4.5％の大幅高となり、ブロードコム
やAMD、マーベルテクノロジー、エヌビディアなど半導体の一角も上昇しました。

一方、経営陣が相次いで先行きに慎重な見方を示したＪＰモルガンとゴールドマン
サックスがそろって大幅安となり、２銘柄でダウを200ドル超押し下げ。
加えて、欧州司法裁判所が同社への追徴課税を求めた欧州委員会の判断を支持する
判決を下したことが嫌気されアップル軟調でした。

（日本市場）

きのうの日経平均株価は56円安と6日続落となり、36,159円で大引けを迎えました。

週明けの米市場が安値拾いの動きが見られ3指数反発で帰ってきたことで、朝方の
日本市場も買い優勢の展開でのスタートとなりました。

ただ後場に入ると、大型の半導体関連や輸出関連が売りに押され上げ幅を縮小させ、
マイナス圏へ沈む展開となりました。

もっとも今週は米国で8月のCPI（消費者物価指数）の発表や、PPI（生産者物価指数）、
およびECB理事会と重要イベントが控えていることもあって、積極的に上を買う動き
は限定的でした。

プライム市場の売買代金は概算で3.7兆円、値上がり銘柄数は802銘柄（48％）、
値下がり銘柄は787銘柄（47％）と内需株は買われ、外需株が売られるという為替
睨みの物色動向が鮮明でした。

業種別では15業種が上昇。値上がり上位は水産、陸運、倉庫など。
値下がり上位は医薬品、海運、精密機器などでした。

個別銘柄では、7月初旬にエントリーとなったサッポロHDが高値もみ合いの中、
逆行高し、再び年初来高値を更新！

（サッポロHD）

また7月末にエントリーとなった東映も2％超の続伸となり年初来高値を更新！

（東映）

そして、8月半ばにエントリーとなった森永製菓も本日も逆行高し2日連続で年初来
高値更新となりました！

（森永製菓）

その他、東宝、ロート製薬、セガサミーHD、ベイカレントコンサルティングも
連日年初来高値を更新し、神戸物産も終値ベースで年高を更新となりました！

日経平均株価は6日続落となりましたが、マナカブ銘柄はこの日も上昇する銘柄が
散見される一日となりました。

買われていた方、おめでとうございます！

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