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◆米小売売上高伸びるもFOMC控え上げ幅縮小
2024.09.18 日米相場概況 -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 36,203.22 -378.54
TOPIX 2,555.76 -15.38
グロース 638.89 -5.59
NYダウ 41,606.18 -15.90
ナスダック総合 17,628.06 +35.93
S&P500指数 5,634.58 +1.49きのうの米国市場は朝方は上昇するも、引けにかけて上げ幅を縮小させ3指数揃って
前日終値を挟んでの展開でした。朝方発表された8月の米小売売上高は7107億ドルと先月に続き連続で過去最高を記録し、
前月比で0.1%増(予想:-0.2%)、前年同月比で2.2%増と堅調だったことを受けて、
買い優勢の展開でスタート。(米小売売上高の推移)
ダウは一時213ドル高の41835ドルまで上昇し、ザラバ中の最高値を更新しましたが、
翌日にFOMCの結果発表を控えて徐々に様子見ムードが強まり、上げ幅を縮小させ、
ナスダックも同様に引けにかけて上げ幅を縮小し、小幅プラスで取引終了となりました。個別銘柄では、大統領選でハリス氏優勢のもと、エンファースエナジーやファースト
ソーラー、カナディアンソーラー、ソーラーエッジなどグリーンエネルギー関連が上昇。ダウ採用銘柄ではインテル、ダウ・インク、アメックス、キャタピラーなどが上昇する
一方で、ウォルマート、ベライゾン、ユナイテッドヘルスなどが下落し、ダウの足を
引っ張りました。(日本市場)
連休明けの日経平均株価は378円安と2日続落し、36,203円で大引けを迎えました。
3連休明けで米市場ではダウが約2週間ぶりに最高値を更新して帰ってきましたが、
今週は日米ともに中央銀行ウィークということもあって、その警戒感から為替相場では
円高気味に振れていることでこれが重石となり朝から売り優勢の展開となりました。日経平均株価は一時700円を越える下げとなりましたが、大引けにかけて下げ幅を縮小
させる動きとなりました。プライム市場の売買代金は4日連続概算で4兆円越えで4.2兆円。
値上がり銘柄数は960銘柄(58%)、値下がり銘柄は631銘柄(38%)でした。業種別では14業種が値上がりとなり、値上がり上位は海運、水産、陸運など。
値下がり上位は保険、銀行、証券などでした。個別銘柄では、7月半ばにエントリーとなった神戸物産が本日も強い動きで続伸し、
先週末から連日の年初来高値を更新!(神戸物産)
また5月半ばにエントリーとなったセガサミーHDも逆行高で終値ベースでの
年初来高値を更新!(セガサミーHD)
その他、直近エントリーのトランザクションがギャップアップでスタートし、4%超の
上昇で先週末に引き続きエントリー後の高値更新となりました。買われていた方、おめでとうございます!
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投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。