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◆9月の堅調な雇用統計受け米市場大幅高!
2024.10.07 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 38,635.62 +83.56
TOPIX 2,694.07 +10.36
グロース250 647.20 -3.13
NYダウ 42,352.75 +341.16
ナスダック総合 18,137.85 +219.38
S&P500指数 5,751.07 +51.13先週末の米国市場は良好な経済指標を受けて、3指数揃って大幅高となり、ダウは
4日ぶりに史上最高値を記録しました。先週末に発表された9月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想の14.0万人に
対して、25.4万人増となり、失業率も4.2%の予想に対して4.1%と0.1ポイント低い
数値でした。平均時給の伸びも予想を上回る結果となり、景気の先行きへの安心感と、ソフト
ランディング期待が高まったことに加え、米東海岸などの港湾ストライキが終結し、
供給網の混乱の長期化が避けられ、年末商戦を控えた小売業などへの影響が
回避されたことも買い安心感につながりました。セクター別では11業種中9業種が値上がりし、上昇率上位は金融、一般消費財、
コミュニケーションサービスなど。個別銘柄ではビットコイン関連のマイクロ
ストラテジーをはじめ、クリーンスパーク、ライオット、マラソンデジタルなど
が軒並み上昇。その他、中国関連のJDコム、アリババ、バイドゥなども続伸となり、EVのテスラも
来週10日に予定されているロボタクシー「サイバーキャブ」の公開イベントを
控えた期待感で上昇4%弱の上昇となりました。(日本市場)
先週末の日経平均株価は83円高と小幅続伸となり、38,635円で大引けを迎えました。
この日は、前日の石破新総裁が日銀の金融緩和を支持したことから当面の金融引き締めは
ないとの見方の持続と、9月の米雇用統計発表を控えての持ち高調整との狭間で売り買い
拮抗する展開で方向感のない展開でした。日経平均は前場、後場とで一時マイナス圏へ沈む場面もみられましたが、引け前には
若干のプラス引けという展開でした。プライム市場の売買代金は概算で約3.9兆円。
値上がりは1150銘柄(69%)、値下がり銘柄は448銘柄(27%)でした。業種別では30業種が値上がりし、値上がり上位は鉱業、石油石炭、電気ガスなど。
値下がり上位は海運、輸送用機器、電気機器などでした。個別銘柄では、7月下旬にエントリーとなったクスリのアオキHDが好決算と自社株買いを
発表し、6%超の大幅高となり、年初来高値を更新!(クスリのアオキHD)
また前日に引き続き、6月下旬にエントリーとなったバリューHRが続伸し、4%弱の
上昇で、連日で年初来高値を更新!(バリューHR)
さらに先月半ばにエントリーとなったばかりのTISも押し目からの反発機運が強まり、
年初来高値を更新!(TIS)
その他、明和地所、帝国電機製作所、早稲田アカデミー、しまむら、日油などなど
上値追いを鮮明化させる銘柄が散見される一日でした。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。