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Marketマーケットニュース

◆米利下げ期待後退で、金利上昇が重石

2024.10.08 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 39,332.74 +697.12
TOPIX 2,739.39 +45.32
グロース250 650.01 +2.81
NYダウ 41,954.24 -398.51
ナスダック総合 17,923.90 -213.95
S&P500指数 5,695.94 -55.13

 

週明けの米国市場は、3指数揃って反落となりました。

 

先週末に発表された9月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を
大きく上回り、失業率も前月から0.1ポイント低下するなど強い内容だった
ことから次回11月のFOMCでの大幅利下げ観測が後退。

 

金利据え置きの可能性も意識され、米長期金利が約2か月ぶりに4%台に乗せた
ことが株式相場を圧迫しました。

 

加えて、ハリケーン「ミルトン」がフロリダ州に上陸する恐れがあることや、
中東情勢の不透明感から油価が高騰しており、インフレの再燃も意識され、
これらが相場の重石となりました。

 

個別銘柄では、AIブームで四半期GPU出荷が10万台を突破したことから、
16%弱の大幅高。

 

また、カナディアンソーラー、ジンコソーラーなどもそれぞれ約10%の続伸。
その他、中国の景気回復期待からバイドゥ、アリババなども前週の急騰後から
高値もみ合いの中、堅調に推移。

 

一方で、保険のトラベラーズは▲4%安、EVのテスラも▲4%弱の下落となり、
アマゾン、グーグル、アップル、メタ、マイクロソフトの主要ハイテク株も
総じて下落となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は697円高と大幅続伸となり、39,332円と6日ぶりに
39,000円台回復となりました。

 

先週末に発表された9月の米雇用統計で予想を上回る良好な内容となったことを
受けて米市場が上昇して帰ってきたこと、また良好な労働市場を受けて、
米国で利下げペース鈍化の可能性もあることから為替相場でドルが強含み、
円安が進行したことから外需関連を中心に日本株も買われる動きが強まりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で約4.5兆円。
値上がりは1234銘柄(74%)、値下がり銘柄は359銘柄(21%)でした。

 

業種別では28業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、保険、証券など。
値下がり上位は紙パルプ、空運、不動産などでした。

 

個別銘柄では、4月下旬にエントリーとなった東レが陰線引けとなったものの、
上値追いで年初来高値更新!

 

(東レ)

 

また8月半ばにエントリーとなった帝国電機製作所が続伸し、直近高値を更新!

 

(帝国電機製作所)

 

 

その他、早稲田アカデミー、アズビル、トーヨーカネツ、アルプス技研などこの日も
週明けから指数の大幅高に乗じて上値追いを鮮明化させる銘柄が散見される一日でした。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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