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◆米市場続伸でダウ、S&P500が最高値更新!
2024.10.10 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,277.96 +340.42
TOPIX 2,707.24 +8.09
グロース250 647.24 +6.32
NYダウ 42,512.00 +431.63
ナスダック総合 18,291.62 +108.70
S&P500指数 5,792.04 +40.91きのうの米国市場は、3指数揃って続伸し、ダウとS&P500は最高値更新となりました。
先週末に発表された9月の米雇用統計の内容が市場予想を大きく上回ったことで、
投資家のセンチメントは景気の先行きに対する安心感が広がっており、この日の米国
市場でもソフトランディング期待が下支えとなり、寄り付いた後は徐々に買いの手が
湧いてきて取引終盤まで終始堅調な展開となりました。また原油相場の上昇が一服しインフレ再燃に対する警戒感が後退したことも支援材料
となりダウは一時480ドルを超える場面も見られ、最高値を更新、S&P500も同様に
最高値更新となりました。ダウ採用銘柄のうちハネウェル、IBM、キャタピラー、ナイキ、ゴールドマンサックス
などが上昇し、指数を押し上げに寄与。アップルやアマゾン、マイクロソフトなど主力ハイテクも堅調に推移しました。
一方で労使交渉が再び決裂し、債務格付けの引き下げ見通しが重石となった
ボーイングが▲3%超の下げで続落。検索エンジン市場などでの独占是正のため米司法省が事業分割を迫るとの観測から
グーグルも小幅ながら下落しています。(日本市場)
きのうの日経平均株価は340円高と反発し、TOPIX、グロースともに
3指数揃って上昇しました。前日395円安となっていましたので、その下げ分を8割5分ほど取り戻した格好
で大引けを迎えました。前日の米国市場ではソフトランディング期待が下支えとなり反発して帰ってきた
こともあって、日本市場も買い直しの手が入りやすい一日でした。プライム市場の売買代金は概算で3.6兆円。
値上がりは886銘柄(53%)、値下がり銘柄は720銘柄(43%)と指数は上昇
しましたが個別銘柄はほぼ拮抗。業種別では15業種が値上がりし、値上がり上位は精密機器、小売、サービス。
値下がり上位は鉱業、保険、電気ガスなどでした。個別銘柄では、先月半ばにエントリーとなったゼンショーHDが頭一つ上抜けし、
年初来高値を更新!(ゼンショーHD)
また9月初旬にエントリーとなったしまむらも上値追いが鮮明化してきており、
直近高値を更新!(しまむら)
さらには6月下旬にエントリーとなったバンダイナムコHDも頭一つ抜け出し、
再び年初来高値を更新!(バンダイナムコHD)
その他、日油、ライト工業、TIS、バリューHRなども年初来高値を更新!
シグマクシス、物語コーポ、アズビル、帝国電機製作所、パイオラックス、トーヨー
カネツなどが直近高値を更新し、上値追いする展開となりました。日経平均株価は39000円前後で方向感のない動きですが、スパゴは絶好調なものが
たくさん出てきています。買われていた方、おめでとうございます!
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また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。