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Marketマーケットニュース

◆インフレ再燃懸念で米金利上昇、株安

2024.10.11 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 39,380.89 +102.93
TOPIX 2,712.67 +5.43
グロース250 639.94 -7.30
NYダウ 42,454.12 -57.88
ナスダック総合 18,282.05 -9.57
S&P500指数 5,780.05 -11.99

 

きのうの米国市場は3指数揃って小幅反落となりました。

 

きのう発表された9月のCPI(消費者物価指数)は総合、そして価格変動の激しい
食品、エネルギーを除くコア指数ともに前月比、前年同月比で予想を小幅に
上回る結果となり、インフレ再燃が意識されたことで金利が高止まり、これが
株売りにつながりやすい一日でした。

 

加えて、中東を巡る地政学リスクへの警戒が強いなか、原油価格が反発上昇した
ことも相場の重石となりました。

 

個別銘柄では、ITセキュリティのクラウドストライクが5.5%の上昇となった
ほか、データドッグ、パロアルトネットワークス、パランティアなどソフト
ウェア関連が上昇。

 

また、金利が上昇したもののその背景がインフレ懸念ということで産金関連の
パリックゴールドやフリーポートマクモラン、ニューモントをはじめ、銅関連の
サザンカッパー、アルミ大手アルコアなども軒並み上昇。

 

油価高騰により、シェル、エクソンモービル、シュエブロンなども上昇しています。

 

一方で、ブローカーのジェフリーズがサプライチェーン、労働力不足など課題が
あることを理由に太陽光発電のファーストソーラーの目標株価を引き下げたこと
から同社株が▲9%超の下落。

 

これを受けて、同業のサンノヴァエナジー、エンファンスエナジー、ジンコソーラー、
カナディアンソーラーなども揃って▲5%~8%超の大幅安。

 

半導体関連も利益確定売りに押されて下げる銘柄が多く、指数の重石となりました。

 

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は102円高と小幅続伸し、39,380円で大引けを迎えました。

 

前日の米国市場ではダウ、S&P500が最高値を更新する堅調な展開で帰ってきてくれた
ことで日本市場でも朝方から買い優勢の展開でスタート。

 

その一方で国内では衆院が解散し、今月下旬には総選挙の予定が決まり、再び
政治への不透明感が台頭したことや、労働市場をはじめ堅調な経済指標が相次ぎ、
年内のりさげのペースが鈍化する見方も出てきて、米長期金利が再び上昇し、
4.0%超となったことから金利に敏感なグロース市場は朝方プラスから▲1%超の
下落となるなど、相場の重石となりました。

 

プライム市場の売買代金は概算で3.5兆円。

値上がりは646銘柄(39%)、値下がり銘柄は939銘柄(57%)と指数は上昇
しましたが値下がり銘柄数の方が多い一日でした。

 

業種別では23業種が値上がりし、値上がり上位はゴム、保険、銀行など。
値下がり上位は小売、サービス、繊維製品などでした。

 

個別銘柄では、7月末にエントリーとなったコメダが前日の好決算を機にギャップ
アップでスタートし、4%の上昇で直近高値を更新!

 

(コメダ)

 

また同じく、7月末にエントリーとなった東映は高値もみ合いの中、頭一つ抜け出し、
年初来高値更新!

 

(東映)

 

さらに先月半ばにエントリーとなった日油は本日も続伸で連日での年初来&上場来
高値を更新!

 

(日油)

 

その他、TISも年初来高値を更新したほか、フランスベッド、しまむら、アズビル
シグマクシスなどが直近高値を更新する展開となっています。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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