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Marketマーケットニュース

◆半導体関連が相場をけん引しダウ、S&P500高値更新

2024.10.15 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

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【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 休場
TOPIX 休場
グロース250 休場
NYダウ 43,065.22 +201.36
ナスダック総合 18,502.69 +159.75
S&P500指数 5,859.85 +44.82

 

週明けの米国市場は、3指数揃って上昇し、ダウは週末409ドル高、そしてきのうは
201ドル高となり、ダウ、S&P500は連日で最高値更新となりました。

 

この日はコロンブスデーの祝日で債券市場や外為市場は休場。
株式市場も参加者が少ない中、先週末にダウやS&P500が最高値を更新し上昇している
ことから利益確定売りが出る場面もみられましたが、AI向け需要への期待から
半導体株が買われた他、主要企業の決算への期待が相場上昇を後押ししました。

 

ダウは初の43000ドル台乗せとなりました。

 

個別銘柄では、2週間ぶりにビットコインが5%弱上昇し、65000ドル台に回復した
ことから関連銘柄がのクリーンスパークが13%弱の上昇、マラソンデジタルも6%弱
の上昇。

 

またAI向けのチップの需要増から英アームが7%弱の上昇、クアルコムも5%弱の
上昇、その他アプライド・マテリアルズやASML、ラムリサーチ、KLAなども上昇し、
エヌビディアは終値ベースでことし6月20日に付けた高値を約4か月ぶりに更新する
展開となりました。

 

 

 

(日本市場)

きのう日本市場は祝日のため休場でした。
先週末の日経平均株価は224円高と続伸し、39,605円で大引けを迎えました。

 

前日の米国市場では9月のCPI(消費者物価指数)が市場予想を上回る結果となり、
これが重石となって3指数下落。

 

利下げ期待の後退から米金利が上昇し、為替相場ではドル高円安方向へ進み、1ドル
149円台まで円安に振れたことから外需関連を中心に買われる動きとなりました。

 

また、前日に24年8月期決算を発表したファーストリテイリングが初の3兆円超の
売上に達する好決算を発表したことから同社株が6%の上昇となったことも
指数の押し上げに寄与し、日経平均株価を227円押し上げ。

 

日経平均株価が224円高でしたので、ファストリの上昇が日経平均株価を押し上げた
週末でした。

 

プライム市場の売買代金は概算で3.7兆円。
値上がりは503銘柄(30%)、値下がり銘柄は1086銘柄(66%)と指数は上昇
しましたが、連日で値下がり銘柄数の方が多い一日でした。

 

業種別では5業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、小売、保険など。
値下がり上位は不動産、陸運、金属製品などでした。

 

個別銘柄では、7月末にエントリーとなった東映ザラバ中に年初来高値を更新!

 

(東映)

 

また先月初旬にエントリーとなったマネーフォワードが直近高値を更新!

 

(マネーフォワード)

 

さらに8月半ばにエントリーとなった帝国電機製作所も上値追いが鮮明化し、直近
高値を更新!

 

(帝国電機製作所)

 

その他、ギフトHD、クリエイトレストランツなども直近高値を更新する動きが
みられました。

 

買われていた方、おめでとうございます!

 

 

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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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