参加者限定!特典プレゼント!

無料セミナー日程を確認

Marketマーケットニュース

◆米金利が3ヵ月ぶりの高水準まで上昇し、株価の重石に

2024.10.24 マーケットニュース

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,104.86 -307.10
TOPIX 2,636.96 -14.51
グロース250 604.09 -10.81
NYダウ 42,514.95 -409.94
ナスダック総合 18,276.65 -296.48
S&P500指数 5,797.42 -53.78

 

きのうの米国市場は、金利の上昇から株式の相対的な割高感が台頭し、3指数揃って
下落となりました。

 

前日、IMF(国際通貨基金)が米景気について、上振れの見通しを示したことから、
ソフトランディングの可能性が高まっており、FRBの追加利下げのペースが鈍化する
との見方から、米長期金利が上昇。

一時、4.26%と約3ヵ月ぶりの高水準となったことから株価の重石となりました。

 

加えて、11月5日の大統領選挙を目前にここにきて再びトランプ前大統領が優勢に
なりつつあり、「もしトラ」となれば、前大統領時代に課していた関税強化の
復活により、インフレが再燃するおそれもあり、金利が下がりにくい環境になる
可能性があることも懸念材料となっています。

 

セクター別では不動産、公共事業のみが上昇。その他9業種は下落となり、個別
銘柄では、通信のAT&Tが決算を発表し1株利益が市場予想を上回ったことが好感され、
+5%弱の上昇となり、年初来高値を更新。

また同業のベライゾンも予想を上回る決算を発表し、+3%超の上昇。

 

半導体のテキサスインスツルメンツも決算で売上、利益ともに市場予想を上回り、
+4%の上昇。

その他ウォルマートや先日好決算を発表した日用品のジョンソンエンドジョンソン
なども上昇。

 

一方で、ハリス氏劣勢からグリーンエネルギー関連のソーラーエッジやエンファース
エナジー、マキセオンソーラー、カナディアンソーラーなどが揃って下落。
半導体関連も軟調でした。

 

引け後にEVのテスラが決算を発表しており、マスクCEOは「来年は20%から30%の
自動車(販売)を見込んでいる」とし、足元の利益率も市場予想を上回る結果となった
ことから時間外取引では+11%ほどの上昇となっています。

 

 

 

(日本市場)

きのうの日経平均株価は307円安と3日続落し、38,104円で大引けを迎えました。

 

前日に引き続き、朝方は前日終値付近でのスタートとなりましたが、前引け前あたり
から徐々に下げ幅を拡大させ一時400円超の下げとなりました。

 

その後、下げたところで買いの動きは乏しく後場に入っても終始マイナス圏で推移する
展開となりました。

 

きのうもお伝えしましたように、週末の選挙が片付かないと不透明要因から買いの手が
引っ込む様子見ムードの強い展開になるものとみています。

 

プライム市場の売買代金は概算で3.5兆円。
値上がりは260銘柄(15%)、値下がり銘柄は1351銘柄(82%)とほぼ全面安。

 

業種別ではわずか4業種が値上がりし、値上がりは輸送用機器、食料品、不動産など。
値下がり上位はサービス、海運、銀行などでした。

 

個別銘柄では、前日に引き続き6月初旬にエントリーとなった日置電機が逆行高で
連日の年初来高値を更新!

 

(日置電機)

 

 

また、7月末にエントリーとなった東映も逆行高し、上値追い継続で年初来高値更新!

 

(東映)

 

 

前日に引き続き、選挙の不透明要因が横たわっているため、積極的な商い、買いが
手控えられ、ほぼ全面安となっている中でも年高更新銘柄が出ています。

 

この選挙の不透明要因がアク抜けすれば、再び上値追っていきそうな銘柄もたくさん
ありますので、いまはイベント通過を待つのみです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆X(Twitter)
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

無料セミナーの詳細はこちら

ページトップへPAGE TOP