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◆ナスダック最高値更新!ハイテク株の決算期待で
2024.10.30 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 38,903.68 +298.15
TOPIX 2,682.02 +24.24
グロース250 622.54 +12.66
NYダウ 42,233.05 -154.52
ナスダック総合 18,712.75 +145.56
S&P500指数 5,832.92 +9.40きのうの米国市場は、ダウは反落、一方でハイテク株を中心に買いが入りナスダックは
約3か月ぶりに最高値更新となりました。米市場では主要企業の決算シーズンを迎え、経済指標の内容などから景気が底堅さを
示しており、今週は主力ハイテク株が決算を発表します。すでに決算を発表を控えたグーグルや本日決算予定のメタ、マイクロソフト、明日決算
予定のアマゾンなど主力ハイテク株に買いが入ったことでナスダックは続伸し、最高値
更新となりました。個別銘柄ではハイテク株のほか、半導体の英アームが5%弱の上昇をはじめ、
ブロードコム、ラムリサーチ、KLA、テキサスインスツルメンツ、アプライド
マテリアルズ、クアルコムなどが上昇。引け後に決算を発表したグーグルは売上利益ともに市場予想を上回る決算結果が好感
され時間外取引で+5%の上昇となっています。一方で、前日まで値を飛ばしていたジンコソーラーやカナディアンソーラー、
ソーラーエッジ、ファーストソーラーなどの太陽光関連は利益確定売りに押され反落。先日好決算で大幅高となっていたEVのテスラも利食い売りに押されて反落となりました。
(日本市場)
きのうの日経平均株価は298円高と衆院選後2日続伸となり、38,903円で
大引けを迎えました。朝方はきのうの700円近い大幅高となった反動もあって、短期的な利益確定売りに
押されマイナス圏からのスタートとなりましたが、前日の米市場が堅調な展開で
帰ってきたことも手伝って、ほどなくしてプラス圏に値を戻すと、そこから徐々に
上げ幅を拡大していき、300円近い上げ幅を維持したまま高値引けとなりました。プライム市場の売買代金は概算で3.6兆円。
値上がりは1275銘柄(77%)、値下がり銘柄は323銘柄(19%)とほぼ全面高の
展開でした。業種別では30業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、証券、その他金融など。
値下がり上位はガラス戸咳、金属製品、輸送用機器でした。個別銘柄では、前日にエントリーを迎えたばかりのさくらインターネットが好決算を
機にギャップアップでスタートし、ザラバ中も買いが優勢となり+16%の上昇画
ストップ高を達成!プライム市場の値上がり率ランキングでも1位に。(さくらインターネット)
また5月初旬にエントリーとなったニッコンHDも高値もみ合いの中、上値を伸ばし、
再び年初来高値更新!(ニッコンHD)
さらに7月末にエントリーとなった東映は引き続き青天井相場が続いており、続伸し
またまた年初来高値を更新!(東映)
その他、今月初旬にエントリーとなった寿スピリッツも足元で上値追いが継続し、
直近高値を更新!9月にエントリーとなった東映アニメーションやトーヨーカネツなども終値ベースで
直近高値を更新!選挙の不透明要因が払しょくされたことで、それまで持ち高調整で売っていた
投資家の資金が再び流入してきているようで、好調な値動きの銘柄が多く、
年末の一段高に期待の持てるような一日でした。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。