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◆企業決算で個別銘柄まちまち、米3指数は反落
2024.10.31 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,277.39 +373.71
TOPIX 2,703.72 +21.70
グロース250 625.76 +3.22
NYダウ 42,141.54 -91.51
ナスダック総合 18,607.93 -104.82
S&P500指数 5,813.67 -19.25きのうの米国市場は、3指数揃って反落で取引を終えました。
引き続き米国では決算発表がラッシュとなる中、前日に好決算を発表した動画SNSの
スナップが+15%超の大幅高となったことに加え、医薬品のアッヴィも売上利益ともに
市場予想を上回る決算を発表し、+12%の上昇。クレジットカードのビザやグーグルも予想を上回る好決算を発表したことで上昇
となりました。一方で会計、税務コンサル大手のEY(アーンスト・アンド・ヤング)がスーパー
マイクロコンピュータの監査役を担っていましたが、「経営陣が作成した財務諸表に
関わりたくないと思わせるような情報が最近入ってきたため辞任する」」という
ことが会社側から公表されたことを嫌気して、▲32%の大幅安となりました。また前日に市場予想を下回る悪決算を発表した半導体のAMDも▲10%超の下落となり、
これを受けて、クアルコム、STマイクロ、ASML、マイクロンテクノロジー、
ラムリサーチ、英アームなど幅広い半導体銘柄が売られたことで指数の重石となりました。引け後にマイクロソフト、メタが決算を発表しどちらも市場予想を上回る内容と
成りましたが、時間外取引では下落となっています。本日はアマゾン、アップル、インテルなどが決算発表を予定しており、目先は
個別企業の決算で乱高下する展開が考えられます。(日本市場)
きのうの日経平均株価は373円高と3日続伸となり、39,277円で大引けを迎えました。
引き続き衆院選のイベント通過から買いの動きが継続しており、米市場でハイテク株や
半導体関連が堅調に推移していることや、為替相場でもドル円が153円台まで円安が
進行していることなどからこの日も終始買い優勢の展開となりました。プライム市場の売買代金はTOPIXのリバランスの特殊要因もあり概算で7.9兆円と大商い。
値上がりは907銘柄(55%)、値下がり銘柄は677銘柄(41%)と指数は上昇しましたが、
個別では売り買い拮抗。業種別では26業種が値上がりし、値上がり上位は電気ガス、非鉄金属、機械など。
値下がり上位はゴム製品、証券、その他製品などでした。個別銘柄では、5月にエントリーとなったニッコンHDが続伸し、連日で年初来高値を更新!
(ニッコンHD)
また同じく5月半ばにエントリーとなったクリエイトレストランツHDも上値追いが
継続しており、こちらも年初来高値更新!(クリレスHD)
さらに7月末にエントリーとなったコメダHDも今月初旬に発表した決算をきっかけに
好調な展開が続いており、短い期間の中で再度年初来高値を更新!(コメダHD)
その他、スパゴ銘柄では北越コーポレーションが+7%弱、ギフトHDも+5%弱の
上昇となり、東映アニメも足元で上値追いが鮮明化しエントリー後の高値を更新!
コニシ、寿スピリッツ、TISなども堅調で枚挙に暇がないほどたくさんの銘柄が
上値を追う展開となってくれています。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。