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◆ハイテク株売りで米市場大幅反落
2024.11.01 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,081.25 -196.14
TOPIX 2,695.51 -8.21
グロース250 630.28 +4.52
NYダウ 41,763.46 -378.08
ナスダック総合 18,095.15 -512.78
S&P500指数 5,705.45 -108.22きのうの米国市場は、ハイテク株や半導体化連を中心に売りが広がり、3指数揃って
下落となりました。前日引け後に決算を発表したマイクロソフトは売上利益ともに市場予想を上回る
結果となったものの、10-12月期の見通しが市場予想を下回ることが示されたのを
嫌気され、下落。同様に決算を発表したメタも売られました。
加えて、イランがイスラエルに対して大規模な報復攻撃を準備しているとの報道で
中東情勢悪化懸念も相場の重石となりました。セクター別では9業種が下落し、情報技術、一般消費財、不動産などが下げました。
個別銘柄ではサンノヴァエナジー、マキセオンソーラー、ジンコソーラーなど
太陽光関連が上昇したほか、市場予想を上回る好決算を発表した原油関連のシェルも
上昇。前日に好決算を発表し、上昇した医薬品のアッヴィも小幅ながら続伸となりました。
一方で、決算で下げたマイクロソフト、メタのほかにビットコインが上昇一服し、
反落となったことに加えて市場予想を下回る決算内容となった取引所のコインベース
が▲15%超の大幅安、その他、マイニング関連のクリーンスパーク、ライオット、
ビットファームズ、ビットデジタル、マラソンデジタルなども揃って下げました。(日本市場)
きのうの日経平均株価は196円安と4日ぶり反落となり、39,081円で大引けを迎えました。
衆院選のイベント通過から足元で3日間続伸し、その上げ幅は1400円弱にも上っていた
ことや、米市場が3指数マイナスで帰ってきたことなどから、この日は利益確定売りに
押される一日となりました。またこの日は日銀の金融政策決定会合が行われ、金融政策は現状維持という結果でした。
プライム市場の売買代金は概算で4.9兆円。
値上がりは1136銘柄(69%)、値下がり銘柄は458銘柄(27%)と指数は下落しました
中小型株の上昇が目立ち値上がり銘柄数の方が多い一日でした。業種別では21業種が値上がりし、値上がり上位は金属製品、海運、陸運など。
値下がり上位は電気機器、紙パルプ、卸売などでした。個別銘柄では、9月初旬にエントリーとなったフューチャーが+3%の上昇となり、
年初来高値を高値を更新!(フューチャー)
また7月末にエントリーとなったコメダHDがこの日も続伸し、連日で年初来高値を更新!
(コメダHD)
さらに9月半ばにエントリーとなったTKCも上値追いが継続しており、こちらも
年初来高値を更新となりました。(TKC)
その他、5月にエントリーとなったクリエイトレストランツも終値ベースで年初来
高値を更新しており、その他の銘柄も間もなく年初来高値を更新する銘柄も出てきており、
指数は下がりましたが、堅調な銘柄が多い一日でした。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。