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◆トランプ氏再選で日米ともリスクオン
2024.11.07 マーケットニュース -
いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 39,480.67 +1,005.77
TOPIX 2,715.92 +51.66
グロース250 621.45 +3.32
NYダウ 43,729.93 +1,508.05
ナスダック総合 18,983.46 +544.28
S&P500指数 5,929.04 +146.28きのうの米国市場は、米大統領選の結果を受けて幅広い銘柄に買いが入り、
3指数そろって最高値を更新しました。5日に投票が行われた米大統領選では6日朝までにトランプ氏の当確が確実と
なったことが伝わると、同氏が掲げる減税や規制緩和などの政策が米景気を
押し上げるとの見方から買いが先行。また共和党が上下両院で多数を占める「トリプルレッド」も意識され、大統領
選の結果確定に数日かかるとの懸念が消えたこともプラス材料となりました。セクター別では、金融、エネルギー、資本財、一般消費財などが大きく上昇。
不動産、生活必需品、公益などが下落しました。個別銘柄では、 暗号資産への支持を表明してきたトランプ氏の勝利で
ビットコインが急騰し、約8か月ぶりに最高値を更新。これを受けて、関連のコインベースが+31%の大幅高となったほか、ライオット
も+26%、クリーンスパークも+23%、マラソンデジタル+19%と取引所、
マイニング関連銘柄が軒並み上昇。またトランプ氏を支持してきたイーロン・マスク氏率いるEVののテスラも+15%
弱の上昇となり、トランプ氏再選で恩恵を受けるみられるウェルズファーゴ、
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン、バンカメ、シティ
など金融株も大きく上昇となりました。(日本市場)
きのうの日経平均株価は1005円高と大幅続伸し、39,480円で大引けを迎えました。
いよいよスタートした大統領選挙は、激戦7州のうちウィスコンシン、ペンシルベニア、
ノースカロライナ、ジョージアの4州でトランプ氏が勝利し、獲得議席数を伸ばし、
勝利に近づくにつれて、上げ幅を後場にかけ拡大していき1000円高となりました。事前予想では両者拮抗との報道があっただけに前日の米市場でも上昇後は利益確定売り
も出ていましたが、開票速報が更新されトランプ氏優勢の報道が増えてくると上げ幅を
拡大していく展開となりました。プライム市場の売買代金は概算で5.6兆円の大商いとなり、値上がりは1099銘柄(66%)、
値下がり銘柄は486銘柄(29%)と指数の上げに対して、7割弱の銘柄が上昇。業種別では27業種が値上がりし、値上がり上位は銀行、機械、その他製品など。
値下がり上位は海運、水産、電気ガスなどでした。個別銘柄では、9月半ばにエントリーとなったコニシが+3%超の上昇で年初来高値を
更新!(コニシ)
また同様に9月半ばにエントリーとなった早稲田アカデミーも+3%超の上昇で、
終値ベースで年初来高値を更新!(早稲田アカデミー)
さらに7月末にエントリーとなったダイドーグループも高値もみ合いの中、反発し、
再び年初来高値を更新!(ダイドーグループ)
その他、すかいらーくHD、クリエイトレストランツHD、ニッコンHD、東映、
寿スピリッツなど非常に多くの銘柄が年初来高値更新となりました!買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。